エンジニアが働きやすい職場って?とにかく可愛い池澤あやかさんと各社の施策まとめ

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普段、仕事では主務としてエンジニアをやっていますが、兼務として「エンジニアが働きやすい職場を作る」「採用のブランディングを高め、離職率を下げる方法」というテーマで活動していることもあり、最近よく「エンジニアが働きやすい職場ってどんな環境だろう」と考えています。

そこで、この半年間リクルートスタッフィングのエンジニアスタイルというメディアで連載されていた「エンジニアが働きやすい職場って?」というタレントでエンジニアとしても活躍されている池澤あやかさんがとにかく可愛いシリーズがあったので、他社事例からそれぞれの施策をまとめて考察してみることにしました。

オフィス環境

エンジニアに限らずですが、快適で働きやすい職場には整備されたオフィス環境が欠かせません。
各社、ここには力を入れているようです。

前田 普段からコミュニケーションが発生するオフィス環境があって、それがすごくうまくいっているんじゃないかなと思います。

株式会社スマートニュース:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160128_1

ミーティングスペース

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株式会社リクルートマーケティング:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151130_1
広々とした空間に、さまざまなテーブルやいす、クッションが置かれている。

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株式会社リクルートマーケティング:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151130_1
高さが変わることで、別のテーブルの声が届きにくくなる効果がある

執務スペース

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株式会社クックパッド:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151224_1
デスク同士や椅子と椅子との間を広くとっている。照明の明るさも工夫されている。

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株式会社スマートニュース:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160128_1
広々とした空間の中でどこで仕事をしてもよいことになっている。

フリースペース

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株式会社スマートニュース:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160128_1
フリースタイルゾーンにはハンモックの他にビーンバックとローテーブルが備えられている。

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ソニー株式会社:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160331_1
明るく開放的なスペースに、製品試作や電子工作のための機材などが置かれている。

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株式会社クックパッド:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151224_1
会社方針として健康を大事にしていて、いつでも運動ができるような環境をオフィスに備える目的で導入

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株式会社クックパッド:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151224_1
窓際には「縁側」と呼んでいるスペースがあるんです。

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株式会社クックパッド:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151224_1
可愛い・・・。

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株式会社スマートニュース:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160128_1
バリスタさんが毎日やってきてコーヒースタンドでコーヒーを入れてくれる

集中スペース

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株式会社リクルートマーケティング:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151130_1
カウンター席。窓から執務スペースの様子を見ることができる。

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株式会社スマートニュース:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160128_1
集中エリアでのひとコマ。部屋ごとに少しずつ壁の色が違う。

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株式会社スマートニュース:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160128_1
フリースタイルゾーンの床のあちこちに、コンセントとMac用の電源アダプタが。

キャリアパス

エンジニアがどのようなキャリアパスを目指すべきか、もちろん各々が考えるべきことではありますが、会社としてどのような制度やプランを提供できるかということも働きやすさに繋がってくるはずです。

竹迫 現在は、大きく3つのパスを設けています。一つ目が、ミッションクリティカルな課金系のシステムや、しっかりしたインフラを作るエンジニアになる方向。二つ目が、技術に特化したテクニカルな方向で、新しい技術を導入したり、対外的な発表なども活発にするタイプ。三つ目が、ビジネスコミュニケーションに特化していって、コードも書きつつ他の部署とも調整して事業を推進するタイプです。

株式会社リクルートマーケティング:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151130_1

それぞれの適正と希望に合わせた様々なキャリアパスを用意するというのは大事そうです。

小川 エンジニアのキャリアには大きく分けて3つあると考えています。1つ目はいわゆるマネージャー。僕や大西さんみたいに、マネジメントの領域に入って全社的な仕事をする。2つ目は、最終的に自分でプロダクトを作るプロダクトオーナーというイメージのサービス開発エンジニア。3つ目は技術に特化して誰よりも詳しくなるスペシャリストです。

株式会社クックパッド:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151224_1

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リクルートマーケティングとクックパッドは非常に近いキャリアパスの考え方ですね。

村上 2つのラインを用意しています。マネジメントの役職と、プロフェッショナルを極めるコース。その行き来は自由で、どちらに進んでも給料は変わらないように設計されていますし、適材適所でキャリアが積めるようになっています。そのために、「1on1ミーティング」を非常に重視しています。

ヤフー株式会社:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160318_1

上野 「ジョブグレード制」を採用していて、専門性を活用して貢献していくか、マネージャーになって貢献するか、2つのキャリアパスに分かれています。

ソニー株式会社:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160331_2

専門職かマネージャーか選べるキャリアパスはメジャーなようです。

制度

各社いろいろな制度を作っています。

リモートワーク制度

竹迫 はい、リモート業務を推奨しているためです。月曜と金曜は出社している人がとても少なくて、水曜も少なめです。今日(編注:取材日)は水曜日なのでいつもより少ないですね。

池澤 ええー、お仕事できるんですか?

竹迫 普段からSlackで会話しているので、大丈夫ですよ。あとは、AtlassianのConfluence(企業向けのWiki/コラボレーションソフトウェア)やQiita(プログラマ向け技術情報共有サービス)を使っています。

株式会社リクルートマーケティング:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151130_1

リクルートは日経一面に載りましたね。
多様性のある働き方を認めているというのもポイントの1つのようです。

大西 フリースペースの充実ぶりがとにかくすごいですね。

工藤 少人数での打ち合わせならこのスペースで済んでしまいますし、気分転換のために席を移動する場合も場所には事欠かないです。また、会社以外の場所で柔軟に働ける「どこでもオフィス」という制度も設けています。海でも山でも、貸与しているマシンやiPhoneなどを使って好きな場所で働けます。月2回取得できるんですよ。

ヤフー株式会社:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160317_1

場所に縛られない働き方はいろんな制約のある現代人にとって魅力的な働き方の1つです。

大西 リモートだと、例えばみんなで付箋を貼ったボードを見ながら議論……とかは難しいイメージですが。

竹迫 そうですね。スクラムを導入しているチームなどは、スプリント計画会などのミーティングの日は曜日を固定して、その日は必ず出社しましょう、というようにしています。

大西 スプリントの振り返りの日とかもですね。これも、はてなも同じです。あとリモートだと、誰も見てないので、むしろ頑張らなきゃ、という気持ちになりますよね。

竹迫 純粋に成果が求められますからね。

株式会社リクルートマーケティング:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151130_1

リモートワークはやってみるとむしろ真面目に仕事してしまうという話もよく聞きます。

マシン

小川 エンジニアのマシンは、MacBookProの13インチか15インチのどちらかです。ディスプレイは外付けディスプレイを使うひとが多いですね。キーボードは、エンジニアはみんな英語です。

株式会社クックパッド:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151224_1

値段が高くてもやはりマシンに投資してくれるのは当然必須ですね。

勉強会

大西 社内で勉強会などは開催されているんですか?

竹迫 技術勉強会を2週間に1回、木曜の夜にやっていますね。あとは、社外の人も招いてのLT大会なんかもやっています。まさに、このスペースで。ピザとビールを頼んで!

大西 はてなも木曜夜に技術勉強会をやっています、似てますね(笑)。はてなでは寿司が出ます!

株式会社リクルートマーケティング:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151130_1

勉強会にピザや寿司を出してくれるというのは雰囲気よくできそうです。
こういうところに会社が投資できる姿勢というのも大事そうです。

池澤 エンジニアの勉強会などは行われているんですか?

小川 「TechMTG」という社内勉強会が週1回、水曜日の昼に開かれています。

大西 内容はどんな感じでしょう?

小川 エンジニアによる持ち回りの発表です。前半では、話題の技術を紹介したり、リリースされたサービスについて技術的な解説をしたり、AWSのイベントやWWDCなど社外イベントに行った人が報告をしたりします。後半は自己紹介に充てています。エンジニアの人数が急激に増えてきたので、最近入社した人に自己紹介をしてもらいます。以前からいる人はその機会がないので、CTOの舘野(執行役・舘野祐一さん)が司会になって、得意分野や来歴などを紹介しています。

株式会社クックパッド:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151224_1

前田 場の1つとして社内勉強会があります。チームやトピックごとの勉強会ももちろんありますし、プロダクトに関わっている人たちが今週どんなことをやったかについて簡単に共有し合うミーティングも週1回あります。

株式会社スマートニュース:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160128_1

社内でエンジニアがお互いに刺激を与え合っているという環境はいいですね。

テックブログ

大西 開発者ブログ も精力的に運営されていますよね。以前は週2回更新くらいだったのに、最近は平日に毎日更新されているイメージがあります。どういう取り組みをされているんですか?

小川 「エンジニアはみんな情報発信していこう」という舘野の意向で、当番制にして、半年に1回は必ず書きましょうということになりました。

株式会社クックパッド:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151224_1

クックパッドのテックブログはよくバズるしブランディングになっているよなーと思います。

異動制度

上野 あと「社内募集」という面白い制度があります。現職場ではない、新たな領域や仕事に挑戦したいと考えたときに、上司には知られずに社内で募集をかけている部署に応募することができます。合格すると異動できてしまうんです。

池澤 えっ、どうやって上司にばれないようにするんですか?

上野 応募は人事だけが知っている情報です。そこで受かったら、上司に対して「この人はここに合格したので、何ヶ月以内に異動させてください」という通知が来る、それは絶対なんです。受からなかった場合は、その情報はオープンにならない。

大西 ポジションや職種で悩む人にチャンスがあるわけですね。

上野 この制度はソニーのカルチャーそのものですね。異動してくる場合もあれば、異動されちゃう場合もあるので、上司は異動されないように魅力ある職場を作らなくちゃならない。今ではそういう制度を取り入れている会社さんもあると思いますが、ソニーではかなり昔からやっています。

ソニー株式会社:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20160331_2

異動されたら困るから上司は魅力的な職場を作る、離職もそうですね。

工藤 ヤフーは2012年4月に、新しい経営陣による新体制になりました。それに伴い新しい制度もかなり導入されまして、そのうちの1つが「3年任期制」です。全従業員が3年を目安に仕事を変わるんです。いろいろな仕事に就くことで、多様な経験を持つことができ、それが新たな成長機会になると考えています。また、「ジョブチェン」という制度もあり、任期を待たなくても自ら手を挙げて異動することができます。

逆に3年で必ずジョブチェンジするヤフー。
3年も同じサービスをやってると飽きるというのもあるので新鮮かもしれません。
大きい組織だからできることですが、元ヤフーのぼくとしてはこれが当時あったら辞めなかったかもなと思ったりします。

あと、リクルートグループは、どの職種も他のグループ会社で仕事をしたいという希望を出して認められると、転籍できるという制度があるんですね。この制度、もともといた部署の上司には拒否権がないんです。

株式会社リクルートマーケティング:http://www.itstaffing.jp/engineer/entry/20151130_1

似たような話で、社内転職のし易さは離職率を下げそうですね。

まとめ

各社の状況を改めて読んでみて思ったのは、エンジニアが働きやすい環境を創っていくことの重要性を理解しながら、採用や育成の制度も含めて試行錯誤しながら現場をもっとよくしようと努力しているんだなということです。一方でこうやれば正解だという答えもない状況なので、どの会社も本音としては苦労しているのではないかということも感じました。

ただ、共通してオフィス環境を整えるとか、キャリアパスをちゃんと考えるとか、コミュニケーション促進の工夫をするとか、多様な働き方を認めるとか、エンジニアにとって働きやすい環境とはこうではないかという共通項みたいなものは読み取れました。あとは会社がどれだけその問題に対して真剣かが問われますね。

やっぱりエンジニアにとって働きやすい環境を作っていきたい!と考えている会社で働きたいと思うものでしょうから。

とにかく可愛い池澤あやかさん

あと、この手のインタビュー、訪問記事は淡々となりがちですが、池澤あやかさんがいることによって読んでるだけでだいぶ癒やされました。
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この記事もこれだけでだいぶ読後感がよくなったかと。ありがとうございました。

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