ファッション業界に第3の波、九州発の注目ITスタートアップ株式会社シタテルが面白い

スポンサードリンク

九州のITベンチャーと言えば、福岡のBacklogやcacooを運営するnulaboさん、スタートトゥデイに買収された宮崎のアラタナさんが有名ですが、ぼくがこれからの九州の台風の目になるのではないかと注目しているのが熊本のシタテルさんです。

国内初となる「縫製事業のクラウドソーシング」

シタテルは2014年に設立されたスタートアップで熟練の技術と経験を持つ職人(マイスター)や稼働率の低い縫製工場オリジナル商品を小ロットで作りたい小売店をマッチングさせるプラットフォーム、国内初となる「縫製事業のクラウドソーシング」を運営しています。

個々の要望に応える「仕立て職人」によるオーダー生産(第1の波)に始まり、その後はファストファッションなどに見られる大量生 産・大量消費・低価格競争の波により疲弊する小売店や縫製職人、縫製工場(第2の波)に対して、現代に適した新しい提案として時折 「サードウェーブ型(第3の波)」のサービスと言われる事があります。

1e4a2327
出典:http://www.ikedahayato.com/20150930/44196040.html

資金調達を実施、その成長を加速

思えば九州のベンチャーで資金調達するような会社が最近あったでしょうか。勢いがあります。

11月4日、アパレル縫製クラウドソーシングのシタテル株式会社は、三菱UFJキャピタル株式会社と日本ベンチャーキャピタル株式会社、株式会社リブセンスの3社から資金調達を実施した。調達額は明らかにされていない。調達した資金は経営体制の強化や、今冬に向けた新しいマーケットプレイスの構築(システム開発)に充てられる見込み。

出典:https://kigyotv.jp/news/sitateru/

スポンサードリンク

圧倒的なスピード感

通常アパレル業界では服を企画してデザインし、サンプルを作って修正、生産し、納品されるまでに半年から1年はかかるのが当たり前だそうですが、シタテルでは過去に最短で6日で納品まで終わったことがあるそうです。

こういう服を作りたいと相談するところから始まって6日後には納品され店頭に並ぶってすごすぎますよね。その依頼をしたのは個人経営のセレクトショップだったそうですが、その経験に感動してヘビーユーザーになっているそうです。

インターネットを使って顧客に感動を与え、今までの常識を覆すサービス

こんなサービスが伸びないわけがありません。

インターネットサービスはこうあるべき

ぼくはインターネットは常々、元気のない業界や産業を活性化されることができると信じていて、今後成長するサービスとは、インターネットだけで完結せず、リアルとリアルを結びつけ社会問題を解決していくサービスだろうと思っています。それは例えば、農家の後継者問題の解決だったり、シタテルのように地方の町工場の活性化だったりすると思います。

でもリアルとリアルを結びつけるWEBサービスって難しいんです、WEBサービス作って拡散したら勝手にユーザが増えていくCtoCとは違って、昔ながらのWEBとは縁のない産業関係者を巻き込むのは多大な労力が必要で、運用コストも膨大にかかります。

しかし、成功すれば社会問題を一気に解決できる可能性があるし、競合の参入障壁も高いので安定します。既にサービス登録している事業社は1000社を超えているらしく、工場も70社以上提携しているそうです。

まとめ

代表の河野さんは熊本出身でご実家がぶどう園を経営されているそうです。現在も熊本在住で月の半分くらいは東京にいるらしいですが、本拠地は熊本ということでした。

元々は熊本で中小企業へリスクマネジメントのコンサルティングをしていたそうですが、クライアント企業に多かった中小の縫製工場が技術力が高いにも関わらずつぶれていく状況に大きな疑問と違和感を感じ、アパレル業界のいびつな流通構造を調べるうちに、小売業者と工場にニーズのマッチングで解決できるのではとサービスを立ち上げたそうです。

今後も熊本を拠点としていくそうですが、逆に熊本じゃなければいけないと思っているだけでもなく、インターネットサービスは場所に関係なく成長させることができる、そんな次世代のスタートアップ時代を感じます。

今後の展開が楽しみです、最注目スタートアップです。

スポンサードリンク

ABOUTこの記事をかいた人

1983年大分県生まれ。東京在住のWeb系エンジニア。
ポータルサイト、ファッションECサイト、コーディネートアプリ、食品ECサイトの開発運用などを経験。 人に役立つことや面白い記事を書けたらなと思っています。