WEB制作会社は儲からない?

WEB制作会社は儲からないってイメージがあります。 せっかく1つのアイデアで莫大な利益を産み出し、かつ世界を変える可能性のある夢のあるWEB業界なのに、WEB制作会社は整体院や美容室のように労働集約型産業的なビジネスモデルに属している気がします。

日本でWEB制作会社はもう厳しいと思う。って話。 セブ島のWEB屋)

そもそもこの業界って費用はほぼ人件費なわけです。 もし50万で制作の受託を取って、給料25万の社員が2人関わったら50万。会社が負担する分の保証と家賃とかいれたら、2週間以内で上げてもらわないととてもじゃないけどペイできないわけじゃん。

要は一人雇えば、1人月分の受託を受けることができて、だいたい会社の売り上げがこれくらい確保できて、利益がこれくらいでって、予測の範囲を超えない感じになってしまいます。今年は1千万円の売り上げだった会社が来年は10億売り上げるかというと、なかなか難しいわけですよね。

それにWEB製作会社は基本、受注を受ける側なので、常に仕事をもらう相手のことを意識しないといけないし、探さないといけません。安い金額で依頼されて、短い納期で厳しい要求を受けて社員が疲弊する、そんなイメージがつきまといます。そこが夢がないよなーと思うのです。実際は制作会社で働いたことないので、分かんないですが。

個人で細々とやるならいいかもしれないですけどね。 とは言え、じゃあWEBで起業しようと思ったときに、まず何で稼ぐのかとなると、いきなり大ヒット自社WEBサービスなんて作れないわけなので、結局最初は受託で~みたいな会社は多いです。

ココらへんは、WEB業界での独立の夢と現実の狭間ですね。