きみに読む物語

みなさん、台風の中どうお過ごしでしたでしょうか?
前回とは違い、今回の台風は久しぶりに台風らしい台風でしたね。
朝起きるとベランダに見たことのない紙とかがたくさんありました。
台風真っ最中のお昼から夜中にかけては、DVDを借りたりして観ていました。
二日間でワイン4本飲んで、映画6本を見ました。
ほんとは24のシーズン5を観たかったんですけど、24どころかドラえもんまで全部借りられている状態でレンタル不可能でした。

6本の中に「きみに読む物語」という映画があったんですけど、ここ最近観た中では断トツでよかったです。CM等で見たことがある人もいるかもしれませんが、アルツハイマーで何も覚えていない自分の妻に、二人が若かった頃の話を聞かせてあげるという話で、内容的にはベタなラブストーリーなのですが、同じような恋愛ストーリーの「私の中の消しゴム」なんかより全然よかったです。なぜ「私の中の消しゴム」より「きみに読む物語」の方が断然よかったと感じるのか自分なりに分析してみると、私の中の消しゴムは若年性のアルツハイマーで本当に辛いのはこれからなんですよね。これから先もずっと自分のことを知らない人を主人公が愛し続けられる根拠はなにもありません。けれど君に読む物語は既に長い間、相手と暮らし愛し続けたという歴史があります。その分主人公の愛に重みを感じるからだとぼくは思いました。
もちろんこれだけではありませんけど、「きみに読む物語」には結婚してから子供が生まれて孫が生まれて、アルツハイマーになり施設に二人とも住むという過程が全く描かれていないことが逆にいいのかもしれません。

この手の作品ではいつも女のエゴというものがつきまといます。
女は常に自分の側にいてくれる身近な男に寄り添う都合のいい生き物なのです。その男が物理的に自分の側から離れてしまうと、違う男の下へと行き、最初の男が帰ってくるとやっぱりその男がいいと戻ってしまう、そんなのには反吐が出るし、うんざりです。最近観たアメリカドラマのデッドゾーンも似たような展開でしたし、今回のこの話もまさにそれです。
全体でみればとてもいい話なのですが、どこにも非がない婚約者の気持ちはどうなる、主人公だってよくそんな都合のいいこと言う女を許せるなと思ったりもしますが、それが愛なのでしょうか。

【引用始まり】 — 私はどこにでもいる、ごく普通の男だ。
平凡な人生を歩み、歴史に名を残す事もなく、何れ忘れ去られる。
だが一つだけ、他の誰にも負けなかった事がある。
一人の女性を全身全霊で愛した。
私にはそれで十分だ。【引用終わり】 —

自分もこんなことが言える人生を送れるだろうか、否とても無理だと思います。せめて夫婦で年をとった時に相手をかけがえのない人だと言えるような人に出会えたらいいなとは思います。ただそういう理想像みたいなものを強く持ちすぎている人ほど、それはこの人じゃないといつまでも結婚に踏み切れなかったり、理想と現実のギャップに離婚したりするんでしょうけど・・・。

とまあいろいろ考えさせられる映画でもありますが、単純にものすごくいい話でもあるので、感動したい人にはお勧めです。

2 件のコメント

  • [俺も・・・]
    最近これ見ました。いい映画でしたね。
    職場の人に「これを見て泣ければ、まだ若くていい心の持ち主。泣けなかったらもう若くないし、心が汚れてる。」と言われました。たくやんさんは泣けましたか?

    ちなみに僕は泣けませんでした・・・あと一押しあれば涙出たのに・・・

  • [たかしさんへ]
    うん、いい映画だったー。
    最後の方、少しだけぽろりときたよー。
    お酒めっちゃ飲んでたからかもしれないけど^^:
    でも映画とか見て号泣とかしたことないんだよね。。

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