なぜなら、給料が安いから

メーカーに就職した友人の多くから聞いたセリフです。
「うちの会社は売り方が下手だからさ。」
ぼくらは理系でしたから、このセリフは暗に技術力はあるんだけどね、という意味合いが含まれています。下記はそんなお話です。

なぜなら、給料が安いから(Tech-on!)

もっとはっきり言うと、そのメーカーとは日立、富士通、NECの3社のことなのですが、これらの電機メーカーは今あまり元気がないように感じます。元気のあるメーカーと言えばソニーやキャノンのイメージが最近では強いです。そして文中で述べられている沖電気も含めて平均年収を比較してみます。

NEC・・・748万円(39.6歳)
日立製作所・・・745万円(40.0歳)
富士通・・・793万円(40.3歳)

ソニー・・・933万円(39.6歳)
キャノン・・・862万(39.4歳)

OKI・・・677万円(40.4歳)

こう見ると元気の良い会社の給料が良いことが分かります。電機労連に入ってるかどうかもありますけど、それも含めて業績と給料に相関性を感じます。
これはもちろん、業績がいいから給料が上がっているという面もあると思いますが、果たしてそれだけなのか、つまり給料がいいから優秀な人が集められ、業績がよくなっているのではないか、というのがリンク先の問いかけです。

実際、夢ややりがいだと言っても大多数の人が就職先、転職先へ給与水準を意識しますし、例えば今の倍の給料出すからGoogleに来て欲しいと誘われたら誰でも心が揺らぐはずです。

だから、人件費をコストだとしか思っていない会社ってのは必ず傾いていくと思うし、先行投資だと思って給与水準を高くし、優秀な人を集めブランドイメージを再構築していくことも経営者にとって大事なんじゃないかなーと一般サラリーマンのぼくは思ったりするわけです。年功序列の時代はもう終わったし、成果主義の時代ですが多くの会社が勘違いしてるのが、成果主義がコスト削減の口実になっていて成果を出しても昇給しないという最悪のパターンに陥っちゃっているということです。それはなぜかというと、株主の目があるから経営者は短期的な利益を追い求めてしまうからなんですけど、その点サントリーなんかは非上場を貫いて外部的圧力をあまり受けずに従業員に優しい会社になっています。

難しい問題なんですけどね。
先日の秋葉原の犯人も派遣社員で、派遣制度が悪いのかって話になっていくと思うんですが、そこを禁止するときっと製造業は人材を海外に求める傾向が高まり、結局雇用が流出していき、日本経済がさらに打撃を受けることになる気もします。派遣じゃなくて正社員のみにして給料も上がれたらいんですけど、それをやると下請けや小さな会社はそもそも潰れてしまうかもしれません。

んー考えても分からなくなってきました。
この辺をちゃんと整理できるように経済学や経営学を学んでみたいものです。
生物とか情報とかより実はそっちの方が向いてる気がするんですよね。

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