ここ数日ずっと悩んでいます。
内定がでないということに対する悩みは行動し続けることで解決しますけど、内定が出た後の悩みは期限がくるまで解決しません。
自分の人生に関する大事なことなんですけど、正直どっちでもいいと思ってるんです。そうでなければ毎日志望度が入れ替わったりしません。
いろんな人の意見を聞いて気持ちを整理しました。
まず東京のA社に行きたい理由です。
・勤務地が東京
・仕事内容が魅力的
そして大分のB社に行きたい理由です。
・安定
・住みやすい
まあ、つまりやってみたい仕事はA社なわけです。
B社の仕事は大学の延長みたいな感じだし、B社の志望理由はA社のネガティブ面を全てカバーしているからという点が大きいです。
ここでやってみたい仕事と書きましたけど、一体どんなことをやりたいのかということを軽く説明してみたいと思います。やりたいことの手段がぼくの嫌いなプログラミングだというネガティブ面を無視して希望を書くと
ぼくはインターネットに関する仕事がやりたいんです。
情報系の大学だからといって普通のSEになる気なんてサラサラありません。
インターネット以外なら絶対IT業界には入りません。
なぜインターネットの世界かというと、インターネットの可能性に大きな魅力を感じているからです。インターネットは急激に伸びてきた業界で、まだまだこれからも伸びると思うし、社会の価値観を変え得るツールだと思っています。
具体的に言えば、この記事の左側にもついていると思いますが、グーグルアドセンスのようなものが挙げられます。これはグーグルが多くの会社から依頼された広告をぼくがグーグルと契約して表示しているものです。この記事の内容とマッチングして自動で広告が選択され、読者が興味のあるものをクリックした場合のみ、グーグルとぼくに収入が得られる仕組みです。このグーグルアドセンスこそが今のグーグルをここまで伸し上げた最大の理由です。
これは従来のBtoBやBtoCのビジネスモデルを完全に無視した新しいビジネスモデルです。グーグル、広告主企業、サイト運営者、読者、その誰もが損をしない画期的なシステムです。この意味は単にビジネスの構造を変えたというだけには留まらず、報酬がアメリカドルで支払われることにより、世界中の貧困層や持たざる者達がまさに人生を変えるほどのビッグチャンスを得ることにもなりました。これを利用して日本円で2万円程度なら稼ぐことは難しくありませんが、月収が2万円の国々の人たちにとっては非常に大きな意味を持ちます。
つまり、インターネットのたった一つのサービスが世の中の価値観や構造を変え得るものだというこを示しており、そこには国境や人種も関係なく、ボーダレスな世界が広がっているのです。
ぼくはそんな世の中の価値観を変えるような、世界中を巻き込むような大きな仕事がしたいと思ってA社から内定をもらえました。
例えば検索でも、今は日本語で検索したら日本語のサイトしか出てきません。しかし世界の多くは英語圏、中国語圏です。インターネットの世界では日本語のサイトというのはある意味、孤立していると言えます。そこで日本語で検索することにより、他言語のサイトが翻訳された状態で検索されたらどうでしょう。今までとは比較にならない数のサイトや情報を入手でき、国や言葉が違うというハードルが取り除かれて、世界が変わるきっかけになるかもしれません。
ぼくが大きい仕事がしたいとはそういう意味を込めてのものです。
どっちがしてみたいかと言われたらこっちなんです。
ただ、大きなことを考えるだけでは誰でもできるし、結局その手段がプログラミングである以上、自分にやっていけるか不安に感じている、ということです。
B社の場合、研究職か生産職です。
これは別にやってみたいわけじゃないけど、やりたくないわけでもありません。離職率0は伊達じゃないだろうし、仕事に情熱を注ぐまではいかなくても、まったりじっくり自分の仕事をこなすことでしょう。
挑戦か安定かって自分に突きつけると、つい挑戦の方がポジティブな感じがして挑戦を選んでしまいがちですけど、綺麗ごとじゃなくて人生を長い目で考えたら安定ってすごく大事なことでもあります。
それにぼくの性格からしたらのんびりやっていく方が合っているという考えも当てはまります。
ほんとどっちがいいとかわかんないんです。
正解はないし、どっちでもいいと思っています。
場所という意味じゃ、東京の方が友達や人も多し、人脈ができて自分の幅を広げることができる、いろんな経験を積んで成長できると思います。
大分は退屈かもしれませんが、車や釣り、庭いじり等、のんびり長生きすることができる、それは都会では手に入らない貴重なものかもしれません。
どっちにも充分自分を納得させる理由があって、納得させたい気持ちもあって毎日人の意見を聞く度に志望度が変化していっています。
A社でやりたいことがあると言っても同期300人で本当に必要とされているのか、入社後輝いていけるのかは疑問だし、鶏口牛後という言葉もちらつきます。ま、B社は最終面接で落ちる可能性もあって、そうなったらこんなに悩んだことが笑い話になっちゃいますけどね。