キンタの大冒険

タイトルはあんまり関係ないです。
今日は学校で大腸菌の培養中です。
なんか最近研究室のいろんなものが壊れてきていて、いろいろやる気をそいでくれます。
学会が近いのもありますが、この研究室であと2年間もいて物が壊れていくことに耐え切れるだろうかという不安がすごくあります。

今日もそんな中いつとは勝手の違う実験をしていていろいろ大変だったんですが、機器の故障以外の他のトラブルも起きました。
うちの研究室には分光光度計という装置がなくってわざわざ7階の共通機器室までいつも測りに行ってます。
共通機器室の鍵は普段事務室が管理していて、毎回借りなければいけない規則になっているのですが、うちの研究室は一日何度も使い深夜でも普通に使うので鍵はかりっぱの状態で研究室内に常備されているような感じなのです。
今日も実験が終わったら測らないといけないので鍵を使う必要があったのですが、鍵がいつもの場所にないのです。

研究室のY君によると、どこかの研究室が7階の鍵を使いたいと借りに来たから昨日貸したらしんですよね。
事務室が管理してるものを借りっぱで他の研究室に貸しちゃうのは又貸しでやってはいけないんですけどね。
今日になっても鍵が返ってきてなくって、でもぼくは今日の夜中か明日の朝に測る必要があるのでとっても困りました。
Y君によるとT研究室の人が借りにきたというのでT研究室まで行ってきました。
夜中の10時過ぎでしたけど、同じ学年のTさんが実験中でした。
Tさんに研究室のよく鍵を使っていたことがあった人に電話をかけてもらったのですが、その人は最近使っていないということが判明しました。

後でY君に話しを聞くと、Y君は実験中で借りた人の声だけしか聞いていなくて誰が借りたかは見ていない、たぶんT研究室の人だろうと思った、という罪なことを言っていました。

どうしようもないので、研究室で7階の鍵を持っているO研究室に行ってみまいした。
O研究室には人がいたものの、知らない人ばかりでしかも学会が近いためかO先生もいて雰囲気悪かったので交渉はできませんでした。
てかO先生に頼みごとなんてしたくなかったですしね。
後で聞いた話だと、O先生の機嫌も悪かったらしいですし話しかけなくてよかったです。
とりあえずO研究室の人の携帯から連絡待ちということで、その間に今度はN研究室に行ってみることにしました。
夕御飯の時にN研のT中君と会って、今日は遅くまで実験をすると言っていたのを思い出したからです。
N研に向かいながらT中君に電話してみたのですが、T中君は残念ながらもう帰宅していました。
夜遅くという表現はうちの研究室では最低でも日付が変わることを指しますが、他の研究室ではどうやら違うようです。

T中君は「分光光度計使っていいよー、研究室まだ誰かいるはずだから。S崎さんとかまだいるはずだよ!」と言うのでS崎さんに借りようと思ってN研のドアをノックして開けてみました。
するとそこにはS崎さんはいなくって、微妙に知ってる先輩カップルがいました。
「あの~、S崎さんまだいるって聞いたんですけどいますか??」

「S崎さん?もうとっくに帰ったよ。」

なんとなく気まずい雰囲気が漂います。
「N研に分光光度計があるって聞いて、借りようかと思って来たんですよね・・」とか話してると、その先輩すごくいい人で研究室の分光光度計がある部屋の鍵を貸してくれました。
これでとりあえず光度計は確保できてなんとかなるかなと思ったんですけど、少しして連絡待ちだったO研究室のM君から連絡がきました。
M君は深夜から朝にかけて一回学校に荷物を取りにこないといけないので、その時鍵を貸してくれると言います。
N研究室から一応借りれそうだから、断ろうと思ったのですがM君は「いやいや、大丈夫。連絡くれたら何時でもすぐに学校いくよ。どうせ来ないといけないし、何時にする?」となぜか引き下がりません。
すごくありがたいのけど、わざわざ深夜とか朝早く学校にきてもらうのは悪いのでいいよと言ったのですが、そんな気を使って断ってほしくないのか、むしろ借りてほしいような流れすら感じる、なんだかよく分からない感じになってました。
はっきり測る時間を決めればいいのですが、今回12時間から20時間のどこでやめるか決めてなくって困りました。
とりあえず20時間でやめるということにして、M君には朝の8時くらいに来てもらう感じになりました。
朝の8時で全然いいって言うんですが、すぐに学校に行くとか言われるとすごく悪い気がしました。
断ろうとしても「いや、おれも学校に一回行かないといけんのよね。だからほんと大丈夫やけん。」と断らせてくれない不思議な感じでした。

そんな感じでとりあえず二つの鍵を確約したので、さっきのT研に「もしかしたらT研の光度計を借りるかもしれない」と言ってたので断りを入れに行きました。
T研の人は2時間くらいしかいないって言ってたんで、微妙だったんですよね。
断るまでの状態はトリプルブッキングです。
現在もN研で測ることもできるし、朝になれば7階で測ることもできます。

まあ長々と書きましたが、こんな感じで無事に吸光度を測ることができる運びとなったわけです。
今日分かったのは他の研究室の人もけっこー遅くまで残っているということと、みんなめちゃめちゃいい人ばかりだということです。
みんなすごく親切です。
T研のTさんも実験中なのに帰る時間を合わせてくれるって言うし、先輩の電話もしてくれるし、N研の先輩も使い方まで教えてくれるし、O研のM君も夜中でも深夜でも来てくれるって言うし。T研の先輩も電話で丁寧だったし、O研のA君もM君にわざわざ連絡とってくれたし。
今日は何よりそこに感動しましたね。
みなさんありがとうございました。
というわけでみんなに支えられたこの実験、続きがんばりたいと思います!(笑)

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