スタンドアップ


スタンドアップ

【引用始まり】 —
夫の暴力に絶えかね、離婚し故郷に戻ったシングルマザーのジョージー。父親の違う2人の息子を連れ出戻った彼女に周囲の目は冷たく、実の父親までもが理解を示してくれない。だがジョージーは家族を養うため、賃金の高い鉱山労働者になることを決意。しかし、閉鎖的な男の職場で彼女を待っていたのは、女に対するむき出しの敵意と悪質な嫌がらせだった…。
1984年に全米で初となるセクハラ集団訴訟を起こし、勝訴をつかんだ実話に基づく衝撃作。「モンスター」でアカデミー主演女優となったシャーリーズ・セロンが、心身共に傷つけられながらも、屈強の精神で立ち上がっていく女性を体当たりで熱演。ニキ・カーロ監督が女性ならではの視点で、力強く生きようとする女性の美しさを、繊細かつ大胆に描いた感動作品となっている
【引用終わり】 —

最近立て続けに5本程映画を見ましたけど、唯一感想を書きたいと思えた映画でした。もし、この映画にタイトルがついてなかったとして、ぼくが名前をつけるとしたらやっぱりスタンドアップにしたと思います。それほど印象に残る言葉です。(原題はNorth Countryらしい)
アメリカで初めてのセクハラでの集団訴訟ということですが、問題はセクハラだけに留まらず複雑でシリアスな内容でした。
何でも最初というのは困難を極めるし、非常に重要な意味を持つものではありますが、訴訟大国と言われるアメリカの現状はいかがなものかとも思います。

女性が主役の映画で、その他大勢の男たちは最低のクズばかりですが、後半の父親と友人のカイルだけは素敵でした。特にカイルの「人を憎むのは大変だが、覚悟はあるのか?」とサミーに語りかけるシーンでは、なんて大人で人格者なんだと感動でした。
「時計はやれないが、金ならやるぞ」と言いながらも、金よりも大切な時計を与えるところとか、男はこうあるべきだという男気を感じました。

人は誰しもが弱いものですが、自分の守るべきもののために力強く立ち上がることができる。そんなことを教えてくれる、強く生きたい女性に観てもらいたい映画でした。

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