企業としてのピーク

就職活動の企業選びで大事なことは何でしょう。
いろいろあると思いますが、その企業の10年後、20年後の姿をイメージすることも大事だと思います。企業の平均寿命が40年だと言われる世の中で、入社時がピークな会社に入ってもしょうがない、将来性のある会社で自分の将来性も高めようというわけです。でもそんな20年後の世の中なんて誰にもわかんないんですよね。

とりあえず、ぼく的に今がピークだと思う企業群。
トヨタ、キャノン、フジテレビ、電通

この辺りは今がピークというよりは、今が絶好調すぎるのでこれ以上の急激な伸びが数十年続くとは考えられないんじゃないかと思えてくるからです。
トヨタやキャノンといった現在の日本を代表する企業も20年前にこうなるとは誰も予想していなかったはずです。フジテレビを代表とするマスコミも今はいいけど、数十年後には必ず衰退していると思ってます。その点ではすさまじい勢いと可能性はあるものの、まだ日本を代表するとまではいかない新興企業が今後10年、20年で注目じゃないかと思っています。

つまり、これから先伸びるであろう企業群
Google、Yahoo!、(楽天)

インターネットが普及し始めて10年の歳月が経ち、市場が固まりつつある業界ですが、この先10年が正念場だと思います。今はまだ社会での地位があまり高くないものの、入るなら今、本当に伸びるのはここから、だと期待してます。
もちろん今でも勢いはあるので、今がピークの可能性も十分ある企業群です。

んで、既にピークは過ぎたであろう企業群
NTTドコモ、SONY

携帯業界でのドコモの一人勝ち状態は終わりました。
ユーザー数の流出も止まらないし、売り上げ、営業利益、共に転落傾向です。ただ、今まで稼ぎ過ぎていたのでようやく適性な状態に戻りつつあるというだけかもしれません。優良企業には変わりないので当分潰れはしないでしょうが、やはりピークは過ぎたと思います。ソニーも底力は相当あるので、簡単に潰れたりすることはないですけど、かつてのソニー神話という程の勢いはありません。V字回復なんて言ってる時点でピークは過ぎていると思います。

とっくにピークが過ぎている企業郡
日立、富士通、NEC、松下、東芝

モノ造り大国、日本を支えた家電メーカーですが、過度の値下げ競争とアジア諸国の台頭により確実に競争力は低下しています。従業員も多く過去の遺産に頼ることにより、潰れたりはしませんが、今後20年先を見据えると先行きは明るくなく、業界再編やリストラに巻き込まれる可能性高いと思います。もちろんメーカーも家電だけではないので、そこら辺勝負になるとは思いますが。

ピークのない企業郡
食品業界全般、化学メーカー全般、インフラ系

業界的には勢いなんて感じさせない食品業界の安定性は目を見張るものがあります。不況に強いと言われますが、不祥事を起こさない限り、良くも悪くも変化の無い食品業界はピークのない業界と言えるかもしれません。インフラや化学メーカーも業界内では勢力図が変わることもあるでしょうが、生活に欠かせないものを提供していることが多いので比較的安定していると思います。

お先真っ暗企業群
製薬業界全般

高齢化社会による医療費削減の大義名分の下、薬価引き下げなどにより国内市場は縮小し、海外に展開するものの、莫大な研究開発費が必要であり、特許切れの問題も付きまとい、外資系メガファーマを中心とした業界再編は避けられないでしょう。世界的な再編が進むと、日本は市場としてだけしか魅力がなく、日本の研究所・工場等は閉鎖され、シビアすぎる外資の波に飲み込まれることが予想されます。製薬業界はこれからやばいと思ってます。

まあ、全てぼくの主観なので一切責任は取りません。
あくまで、ぼく個人としてはそう思っているということです。
いろいろ業界挙げましたけど、ぼくが就職活動をして思ったことは、ぼくの所属学科である生物系は失敗したなーということです。理学系で入るなら圧倒的に生物より化学でした。なぜなら化学業界というものはあるけど、生物業界はないからです。おまけに生物系の主な就職先である製薬、食品などは化学でも通用します。生物系から企業の研究職への就職というのはなかなかハードルが高いものです。うちの学科の場合、情報系も兼ね備えているので半分はITに行くことができますが、生物オンリーのところは悲惨だと思います。
本人の興味の範囲もありますが、理系で行くなら究極は薬学か工学部だという結論です。少なくとも就職先に困るなんてことはないと思います。

今日のおまけ:【就活白紙】生命科学の就活★10【進路博士】
まあ、こんな感じですよ。
修士で就職が決まらないからと博士に進んでも、修士で決まらない奴がもっと狭き門である博士就職ができるわけないだろという厳しい現状があると思います。

4 件のコメント

  • [うーん]
    自分がみてきた範疇では薬学部も厳しいみたいだったよ。

    最近は学部で6年間勉強しないと薬剤師免許はとれないし、
    薬学院生でも製薬系研究職につけるのは半数以下みたい。
    薬剤師になるのは「逃げ」に近い感覚があるみたいだし。。。

    薬は化合物で対象は生き物だけど化学、生物に特化してないから
    化学系、食品系企業からすれば他と比べ見劣りする。

    とどのつまり製薬系研究職になれる可能性は他より高いけど、
    なれなかった場合イタイ目みる可能性がたかいリスキーさがあるんだよね。

  • [xx_you_xxさんへ]
    確かに今年くらいから薬学も6年制になったからその辺のコストパフォーマンスはあるし、製薬研究職になれなかったら民間は厳しいってのもあると思う。
    けど、薬学部の友達の話だとそもそも彼らにとって製薬研究職ってのが目的でもなかったりするんだよねー。
    むしろ病院か薬局がいいけど、それがダメだったら企業の研究職でも仕方ない・・・という感じで、薬剤師という国家資格を持っている時点でニートになる可能性がほぼない時点でやっぱり有利かなーと思うよ。食いっぱぐれがないという意味で明らかに生物専攻より恵まれている気がします。というか難易度違うから比べてもしょうがないんだけども。
    薬学部は国立の友達しか知らないから私立の下のほうとかの現状はよくわからないけれど・・・。

  • [う~ん]
    俺の友らの話によると、共通して病院勤めとか薬剤師としての仕事はあんま望んでない人ばっかな気がするし、実際、就職状況とかで裏付けられてると思うぉ。
    病院→きつい、薄給
    薬局→やりがいなし
    としか聞かないぉ。そこらへんを関係ない俺らが議論してどうなんて感じももするけど。
    薬面があるっていうアドバンテージはかなりでかいと思う。バイトするってなった時でさえ時給が普通の倍はあるしね。
    あと情報工の生物の中で情報系のアプローチをしないところは、その時点で無しと思うけどね。楽しかったけ良かったけどw

  • [O氏さんへ]
    そうなんだー、やっぱり人によって違うのかな。
    薬学部も薬関係には強いけど、違うことに途中で興味持ったら辛いのもねー。そういう意味でうちの学科で言えばT研も諸刃の剣的な感じはするね。
    確かにうちの学科にきたなら、実験だけじゃなくて情報系からのアプローチがないと説得力に欠けるねw

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