地方公務員のススメ

鹿児島県 職員給与6%減提案
【引用始まり】 — 鹿児島県は25日、財政難を理由に来年度から5年間、一般職員の給料を6%カット(現行2%カット)、管理職給料を10‐8%カット(現行と同額)する方針を固め、職員団体に提案した。【引用終わり】 —

給与カット拡大へ /徳島
【引用始まり】 — 厳しい財政状況を受け職員の給与カットを検討している県は、19日開かれた県議会の総務委員会で、教育や警察など、知事部局以外にも給与削減を要請する方針を明らかにした。全部局を合わせ1万4000人以上に影響することになるが、県は「財政を健全化するうえで避けられない」としている。【引用終わり】 —

「職員給与カットも課題」/佐賀
【引用始まり】 — 9月定例県議会は20日、一般質問を行い、県が3年後の2010年度に自治体の破産に当たる「財政再建団体」に転落する恐れがある問題について活発な議論を交わした。古川康知事は「(財政は)大変厳しい」との認識を示した上で「必ず健全化したい」と、行財政改革の断行に意欲をみせた。【引用終わり】 —

安定志向、堅実派の公務員なんて言われてますけど、ぼく個人の考えとしては今一番ハイリスクな職業の一つだと思っています。なぜなら全ての業種、職種に当てはまることですけど現在の状況が20年後まで続いている保証がないからです。特に今は都市圏と地方の格差の問題が盛んに議論されており、その対策法として有力な手段に道州制の導入を含めた地方改革が叫ばれています。ただでさえ今現在多くの地方自治体は倒産寸前の状態ですが、このまま行けば第二の夕張市が生まれることは避けられず、それを回避するために公務員の給料を下げざるを得ない状況が間違いなくやってきます。そうならないために改革が行われれば、行政の効率化が進められ根本的に公務員という形態が変化する可能性もあります。今までは良かったんです、安定してるし昇給もしていました。しかしこれからもそれが続く可能性は高くないのではないかと思います。非常にリスキーな職業です。かつて公務員だった人はその後一体どこに転職して何をするのでしょう。

上記はあくまでぼく個人の意見、考えです。それだけリスキーな選択をしている勇気ある公務員ですが、世間ではやれお役所仕事だ、給与水準が高すぎるだ、定時に帰れて休みが多すぎるだとか、異常なまでに叩かれまくります。何よりこの風当たりの強さがぼくが公務員に魅力を感じない要因の一つです。安定していたのは今の団塊世代にあたる人たちなのに、これからいばらの道を進まなければいけない若い世代までが非難されるのは堪えがたいものがあります。マスコミは公務員の給料は高いというイメージ戦略を繰り広げ、人々の不満の矛先を何かと公務員に向けさせようとしています。それが就職先としての不動の人気の理由にもなっているのですが、これだけ叩かれながら、かつ人気もある職業というのは日本の中でもかなり珍しいですよね。日本社会の中では例外的に新卒絶対主義ではなく、学歴重視でもないのも大きな要因だと思いますが。

ちなみに2007年の人事院勧告で公務員と民間職員との差分を埋める為公務員給料の引き上げという話がありましたけど、市役所に勤める友人の話では地方のレベルではまずあり得ないということでした。むしろ勤務時間が短すぎるということでお昼休みの時間が15分短くなるなど風当たりの強さ故に年々厳しくなってきているようです。朝の8時には窓口に並んでる人もいて事ある毎に文句を言われ続ける立場だし、サービス残業も多いらしいし、世間で言われてるほど楽ではないと思うんですけどね。それでもぼくの親なんかも社会人になっても公務員受験できるからと勧めてきたりします。今後どうなるか不透明ではありますが田舎では依然として高いステータスがあるのも事実です。

参考:公務員の給料が低い件について公務員にお聞きします
参考:公務員の給料の実態

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