学会の打診

今日も学校でのんびり過ごしていると先生に話しかけられました。

「12月の学会に出て欲しいんだけど。」

正直、この人は一体何を言っているのだろうと思いました。
去年の学会は就職活動も控えているし出ておいても損はないかなという感じでしたけど、今年は数ヵ月後に入社を控え研究も全く進んでないし、とりたてて学会で発表するメリットがありません。

「学会・・・ですか。」

と思わず言葉を濁してしまいましたが、冷静に考えてみるとこれはチャンスかもしれません。大学院生になって一年半が経ちましたが、これまでに集めたデータは本気出せば一週間で終わるような実験データです。ぶっちゃけかなり卒業が危うい状態です。
このままダラダラと実験もせずに12月を迎えてしまうよりは一旦、12月にピークを持ってきてデータも集めてプレゼンも準備することによって修論発表でまともな発表をするというのも有効な手かもしれません。

テストの前日にもよく思います。
「あ~あと一日あったら完璧なのにな~。」
照準がテスト当日に設定されていると間に合わない時に時間のなさと自分の無計画性を恨みますけど、学会を練習の場とすればなんとかなるかもしれません。

今回学会に出れば4年の時から実に3年連続になります。
ぼくに学会に出て欲しい理由はぼくがやってる研究テーマは微生物を応用したバイオエタノールの新規生産プロセス開発なので世界的に注目が集まってるテーマだし、世の中にうちの研究室がこの研究をやっているということをアピールしておきたいという先生の個人的な自己満足理論によるものです。やってるったて実際全然やってないので机上の空論なのにです。そう簡単にブレイクスルーできるテーマなら世界中の研究者が苦労してません。本当はこのテーマ自体はおもしろいし元々やる気はあったのですが、環境のせいにするのはよくないけど、如何せんうちの研究室はヌルイですからね。しかも就職先が研究テーマどころか専攻と無関係なので、できるだけ必要最小限の努力で卒業したいという思考回路になってしまいます。

ちなみに先生もぼくらM2の卒業がさすがに危ういと感じてきたのでしょう。
2年近く凍結されていた学年毎の週一回のゼミが復活するようです。
このままバラバラに研究進めていったところで先生的に全体の進行速度を把握しづらいし、逐次指示を出したいのでしょうね。今更という感じもしますが、助走もなしにラストスパート突入です。

コメントを残す