消灯ですよー!

タイトルだけでこの本だと分かった人は通かもしれません。

魔王
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伊坂幸太郎はアヒルと鴨のコインロッカー、死神の精度に続いて3冊目でしたが、この本はちょっと変わっていて後書きにも書いてましたけど著者が普段興味を持っている社会や政治の事柄を含んだ物語をなんとなく書いてみたかったから書いてみたという感じのどちらかというとわけわかんない印象でした。読んでて、この人は政治や大衆の恐ろしさを伝えたいのか、ちょっとしたファンタジー(地面からほんの少しだけ浮いた話)を書きたかったのか、たぶん両方なんでしょうけど、どうもはっきりしないモヤモヤのまま、「え、ここで終わり?」という話でした。釈然としない気持ちで後書きを読んでいると2008年の秋にこの物語にに連なる作品「モダンタイムス」が発売されると書いてあり、物語のその後が気になるので読んでみたいと思います。

「とにかく時代は変わりつつある」
ボブ・ディラン

「時代は少しも変わらないと思う。一種の、あほらしい感じである。」
太宰治

魔王というと、まず最初に思い浮かんだのが小学生だったか中学生だったかの音楽の授業で習ったシューベルトの「魔王」でしたけど作中にもやっぱり出てきました。あの子供が最後死んでしまうということを忘れていたのでそうだったなーとか思いました。消灯ですよー!

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