畑耕して、苗植えてきました。

昨日は第14回のLA(異業種交流会)だったわけですが、渋谷駅の終電で電車に走り込んで、代々木で乗り換えてさてゆっくり帰るかと思ったら、実は乗った電車が逆方面で気づいたら六本木というミラクルでした。そのままネカフェのナイトパックで六本木に仕方なく泊まったのですが、朝の6時に会社携帯が鳴って緊急トラブルだということで、日曜の朝6時台に会社に出社。未知の障害で、対応方法不明、対応方法分かる人には連絡つかない、お手上げ状態が続き、結局帰宅したのは朝の9時くらい。それから数時間寝たあと、今日は先週契約した畑に行ってきました。

前の日から体力的にしんどいなーと思ってましたが、畑に着くと徐々にテンションが上がってきました。管理人さんに、ナスとトマト、キュウリの苗を購入してもらっていたので、今日はそれを植えることに。後は、自分で事前購入していたバジルとオクラ、大根を植えることにしました。

これが、ぼくの借りた畑の区画です。

最初、狭いよなーと思っていましたが、実際耕して植えたりしてたら、これくらいがちょうどいいことが分かりました。正直、農作業って割と力仕事というか肉体労働なので、広大な面積を扱うのはキツイし、できた作物を食べるのも多すぎるとしんどいので、ベランダ菜園、家庭菜園の延長と考えるとこれくらいで十分です。

農地は一見、かさかさですが、ちょっと掘ってみるとご覧の通りです。

週末だけ農業やろうと思うんだよーとか言うと、水やりはどうするの?って聞かれたりしますが、そこはよくある勘違いで農地は水分を含んでいるので根が勝手に水を吸ってくれ、水をやる必要はありません。特に、ここの農地はふかふかで良い農地だそうです。

今日はまずはスタートなので(うね)作りからです。

畝っていうのは、畑のちょっと盛り上がった部分ですね、まずは穴というか溝を掘ります。そしてそこに土をかぶせて畝を作ります。この畑は水はけがいいのであんまり必要ないらしいですが、一応です。

穴の中にこんな風に肥料を撒きます。

底の方に肥料をまくと、作物の根が栄養を求めて下に下に伸びることにより、よく根がはって成長するそうです。そういう細かいことも、いろいろ管理人さんや農家さんが教えてくれるのが、この畑レンタルのいいところでもあります。

植える苗はバケツの水につけておきます。

こうすることによって、苗に十分水を含ませて最初の生育が促進されるそうです。その時は、農地のオーナーの農家さんに教えてもらったんですが、うちではいつもこうするって話をしていて、やっぱりその辺はローカルルールがいろいろあったりして、必ずしもこれが標準だってことばかりじゃなかったりするんだろうなーと感じました。そんなことしないよって農家も多いでしょうしね。

掘ってたら出てきた幼虫。

こんなのも愛らしい。

とりあえず、ナスとトマトを植えてみました。

やっぱベランダ菜園と違ってかなりデカくなるみたいですよ。
でも完全無農薬なので、トマトとかは作るのが難しいって言ってました。
一人で食べるんだったらちょうどいいくらいですけどね。

今日の最終形。

今日は半分くらいにしておきました。
それでも全部で3時間弱かかったし、種類も7種類と豊富に植えてきました。正直、すげー楽しかったんですが、一番楽しいのって作付けと収穫なんじゃないかなーと今のところ思っているので、スタバリコもやりたいって言ってるし、他の友達もやりたい人がいたらやらせてあげようと思って、とっておきました。とは言え、そろそろ五月も後半ですし、作付けシーズンとして一番いいので時間も勿体無いし、来週全部耕して植えようかなーと思っています。来週、検討しているのはスイカだったり、人参、またはトウモロコシとかですかねー、後は大豆とか。人参はシーズンじゃなさそうだけど、今のシーズンでもいけるタイプもあるそうです。

んー、なんかやっぱりいいですよ、土いじりは。
作業自体も非日常なのでもちろん楽しいし、管理人さんやオーナーの農家さんがとてもいい人達で、いろんな話を聞くのも楽しいです。今日も作業中に隣の区画で新規契約が決まって、その人に挨拶されたり、ぼくより少し前に法人で契約してるところの社員の人と談笑して、シソをおすそ分けしてもらったり、心温まるエピソードがたくさんできそうです。ボランティアでもなんでもそうですけど、作業に伴うちょっとした交流ってのがモチベーションになりますよね。

ちなみに法人で借りてる畑の様子。

20区画だそうですよ、この畑全部で30区画くらいレンタルしてるのでだいぶ一社で埋まってます。社員全員で耕して植え付けしたそうです。いいですね、そういう会社。先週も今週も、来てる社員さん一人でしたが・・・。

手前がレンタルしてるところで、奥がオーナーさんのジャガイモ畑です。

やっぱり、プロの作る畝は美しいとか実感したり。
そういうのも自分でやってみなければ絶対感じないし、何事も経験ってことですね。

農家さんは作った作物を直売所で売ってるそうなんですよね。
作ってみれば分かると思うけど、という前置きで大根一本作るのにものすごく一生懸命で大変なのに、JAに卸すと自分で価格を決めることができずに6本180円で売ることになったりするそうです。その6本を入れるダンボールが150円して、輸送費とか計算すると売ることによって赤字になるという意味わかんない状況になったりするそうです。時給換算すると割に合わないどころじゃなくて、何もしない方が儲かったって、そりゃ農家も減りますよね。だから直売所で売れば1本100円くらいで売れるし、何より食べる人の顔が直接見れるから楽しいし嬉しいとおっしゃっていました。そりゃそうだよなーと思います。

その農家さんはtwitterで農地を貸したいってつぶやいたら、マイファームの社員から声かけられたのが3月で5月オープンというトントン拍子だったみたいです。3月までは普通に大根畑にしようと思ってたらしいです。5月オープンで既に20区画の法人契約、ぼくが1区画、隣の今日契約した人が1区画、さらに今日別の人も見学しに来てたし、やっぱり需要あるんだなーって感じです。いまや、農家もtwitterで新規事業を立ち上げる時代、農家はリテラシーが低いなんて勘違いです。

よく、農業に興味がありますとか言うと、ブームに踊らされてるだけでしょ、みたいなこと言われたりするんですけど、ブームだろうがなんだろうが、いいものっていいと思うんですよ。iphoneだってブームかもしれないけど、使ってみれば分かりますが、iphoneは非常に優れたアイテムで圧倒的に便利なツールです。周りがどうこうだとか、流されたくないとかどうでもよくて、いいものを自分でいいと思って楽しめたら何の問題もありません。

それに、ぼくは農業に感心をもって3年、いろんなセミナーやイベント、勉強会や学校に通ったり、ビジネスを立ち上げるために企画を作ってきたりしましたが、むしろやっと実際の農業の現場に来たという感じです。結局、会議室や販売所、レストランで農業をよくするためにはとか、大規模化がどうだとか、効率がどうだとか、物流がどうだとか言っても、全ては机上の空論になりがちで、現場を知らない人間が何を言っても説得力がないのです。本当にいい仕事というのは、現場を知って初めて生まれてくるものだと思うし、何も知らずに農業は駄目だなんて上から目線で言うのは恥ずかしいことだと思うのです。

って感じのことを今日、TBSの夢の扉って番組が取材に来てたのでインタビューを受けました。今日はカメラが入ってなかったのですが、この2年くらい、ぼくが行く場所には必ずと言っていいくらい番組や取材陣のスタッフがいて、やっぱりブーム感は否めないなと思いました。
シソをおすそ分けしてもらったときは、「あー、このシーン撮りたかったー。」って言ってました。

まあ、そんなこんなで、週末農業の初日はすごく楽しかったです。
来週も行きたいですが、週末しか行けないのでこれからの季節、お天気が心配ですね。さすがに雨の中、何か作業をする気になれないし、晴れてくれたらいいなーと思う一方、今日でさえだいぶ暑かったので真夏は大変だなと思いました。でも、楽しさと大変さ、どちらも理解できる、とてもいい機会なんだと思います。

あ、あとこれも申込みました。
週末は相変わらず忙しいぜ・・・。

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