精神的に向上心がないものは馬鹿だ

いまさら読んだことがないとは言えない本シリーズ。
社会人になって読んだ33冊目の本です。

こころ(夏目漱石)

なんと上記サイトで全部読むことができます。
本自体も360円だったし、これは著作権が切れた関係なんでしょうね。
著作権の切れた本を読みやすくネットで提供するだけでも商売できそうな気もします。

精神的に向上心がないものは馬鹿だ

この言葉が本書では非常にキーワードとなっており、そして同時にガツンとくるものがあります。この本を読むことは朝からステーキを食べる行為に似ています。正直、このくそ忙しい時期に読むのは多少危険な本でもありました。しかし、太宰治を続けて何冊か読んで「古典文学は無理だ」と思ったのに比べて夏目漱石は非常に読みやすく、明治時代の作品とは思えない現在でも違和感なく読める名作には違いないですね。昔の人も今の人も、所詮人間が考えることなんて大して変わってない、いっしょなんだなという共感と共にどうしようもない消失感や絶望感も味わうことができます。

そして、嗚呼、こころの支えが欲しいなと思う日々でした。

参考:夏目漱石『こころ』を読んだ(4)
素晴らしい解説です。

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