結婚率と年収の関係

少子高齢化、結婚率・出生率の低下は日本のかかえる重大課題の一つにいつも挙げられますが、突き詰めれば雇用問題やそこから起きる年収格差が原因だと思います。

少子化論議のタブー…女性が結婚しないのは、高収入の男性を求めるためだ(ロビンの恋愛研究日誌)

【引用始まり】 — ①多くの女性が収入が安定した男性を結婚相手として望む
②若年男性の収入格差が拡大して、収入が不安定な男性が多くなる
この期待と現実のギャップが、 少子化要因の大きな部分を占めることは間違いない。【引用終わり】 —

以下に結婚率と年収の関係が示されています。
【引用始まり】 — ★若い男性、年収少ないと結婚率低い 独立行政法人調べ★
若い男性の結婚率が、雇用の形態や収入の違いと強い結びつきがあることが、 独立行政法人「労働政策研究・研修機構」の調査でわかった。

30~34歳 結婚率

100~149万円  29.6%
150~199万円  34.0%
200~249万円  40.8%
250~299万円  42.3%
300~399万円  52.9%
400~499万円  62.5%
500~599万円  71.0%
600~699万円  78.9%
700~799万円  76.6%
800~899万円  74.3%
900~999万円  65.1%
1000~1499万円   71.1%
1500 以上 万円    90.0%【引用終わり】 —

見事なまでに年収が高くなるほど結婚率が上昇しているのが分かります。
結婚に必要なのは何か、それは金だ、というのがはっきりと表れている結果です。もちろん、金があって結婚できたからといってその後の人生が幸せかどうかなんてのは無関係だとは思います。金があるが故に恨まれたり殺されたりする人もいるわけですから、金持ち=幸せではありません。結婚して、子供を産んで、家庭を創ることが幸せだという価値観を押し付けるわけでもありません。
が、しかし、結婚するという一つの行事においては明確に金があるに越したことはなく、子供を生めばさらに金がかかるわけですから、確実に出生率にも影響してきます。これは事実なのです。

つまり結局、結婚率や出生率というのは日本の抱えるもう一つの問題である収入格差、ワーキングプア層、フリーター、ニート問題などと密接に絡んでいることなのです。女性の社会進出や価値観の変化(個人の楽しみを優先)などもあるでしょうけど、やっぱり一番は金なんですよ。特に25歳~35歳の失われた10年世代ではその傾向が顕著だということです。
原因ははっきりと分かっているのに、行政は根本的な改革をするどころか出生率は上げたいが労働者のことをあまりにも考えていない気がします。

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