退社ラッシュ

今日は、ぼくが関わっているプロジェクトで他社の社長に会社まで来て頂いて打ち合わせをしていました。長時間に渡る会議でしたが、ここのところ複数の会社と提携の話も含めてお話をしていて、少しずつですが前に進んでいる感じです。

その打ち合わせが終わったあと、社長をエレベータでお見送りして、ぼくたちもお疲れ様でしたと解散となったのですが、その時にプロジェクトメンバーの1人が突然こう言ったんですよね。

「あの、、私会社辞めることになりました。」

まじかよー!、という感じでした。
その人は通常業務ではチームリーダー(一般の会社でいう課長職)をやってる人で、かなり頼りになるベテランだったのでこのタイミングで抜けられるのは非常に痛いです。その人が所属するチームの特殊性的にもこのプロジェクトになくてはならない人材だったので本当に残念です。

ちなみにうちの会社では3年働けば主力で5年目以降はベテラン、10年目以上はもはや経営層に近いポジションになります。その人は10年近く働いていたと思いますのでリーダーと言えども部長職の人を君付けで呼ぶくらい本物のベテランです。辞めた後はしばらく専業主婦をやって、その後小さい会社で働いてみたいそうです。なんかいろいろ社内調整とかばっかりで疲れちゃったのかな、それとも失礼ですが年齢もあるし子供をつくることを考えてるのかなといろいろ思ったりしましたが、詳しい話は送別会で聞くとして、うちで10年近く働いていて、しかも旦那さんも同じくらい働いたうちの元社員だということはおそらく予想ですけど上場益(ストックオプション)で数億円単位の資産をお持ちなんですよね。とりあえず辞めても生活に全く支障が出ないというのは決定的な強みですね。

それにしても、生意気ですがこのプロジェクトに関しては元々ぼくの方が知識と人脈があったので、いろんな人と会わせていろんなことを情報共有してやっと業界のことが分かってきてますます使える人材になってきた、と思っていたところなのに、ぼくはまだ入社2年目ですが育てた後輩が先に辞めてしまう先輩の気持ちが少しだけ分かったような気がしました。もうすぐ新しい人がアサインされるそうですが、この複雑な業界について知識0からの参加なのでまた初めからやり直しです。

しかも、実はこれが初めてじゃないんですよね、人が抜けるのは。
先月にもぼくたちのリーダー的ポジションで引っ張ってきてくれていた社会人13年目くらいの営業でかなりできる人が突然転職すると言って辞めてしまいました。今日の人も言っていましたが、やはりプロジェクトの途中で投げ出す形で抜けてしまうのは非常に言い出しにくかったそうです。2人ともものすごくいい人達なんですよ。だからこそ余計に残念です。まさか送別会を2人同時にやることになろうとは。

これでプロジェクトの立ち上げ当初のメンバーは5人ですが、半年の間に2人抜け3人になってしまいました。うちの会社、今更ですけど入れ替わり激しいからなー。5年以上働いている人はやっぱり幹部候補とかですから。平均勤続年数2.4年は伊達じゃありません。思わす今日他のメンバーに確認してしまいました。

「○○さんはまだ辞めないですよね?」

プロジェクトがお蔵入りになった理由が、コアメンバーが全員辞めたからなんて冗談にもなりません。とか言いつつ、ぼくも仕事やってて辞めることが頭によぎらないと言えば嘘になりますけどね。とりあえず他のメンバーはこのプロジェクトが終わるまでは辞めないと言ってくれました。

残りのメンバーは、ぼくが2年目、他の2人が4年目でしかも全員技術者という偏った感じになってしまいました。本当に人材とは宝ですね、いかに優秀なメンバーがアサインされるかというのがプロジェクトの成功の鍵を握っています。

うちの会社、2週間に1度人事発令が出る(この話も他社の人には驚かれますが)のですが、ぼくが入社した頃は売り手市場だったこともあり毎回数十人が辞めていました。同時に数十人が入社もしていました。今はやはり不況だからか、あまり辞める人もいなくて入る人もいないのですが、前回の人事発令で辞めたのは6人中4人が入社4年目の新卒で入った同期だったそうです。先ほどのプロジェクトメンバーが4年目なものですから、辞めた理由を聞いたそうなのですが、

「だって俺らもう4年目だぜ?」

という答えだったそうです。
そうだよね、中学だって高校だって3年通ったら卒業だもんね。
うちの会社で3年働けばほぼ全ての仕事を任されるし、4年目は一通り経験し終わりマネジメント的役割も担い始めるか、3年働いたしそろそろ転職するかって感じですよね。

しかし、毎月のように身近な人が次々と辞めていき、組織の中でこの人は辞めちゃだめだろという重要なポジションの人(次期社長と言われていた人とか)も、普通に辞めちゃったりするので少し心配になったり不安になったりもしますよね。

まあ、しかし社会人の心得として『仕事なんて絶対に代わりが利く。自分がいなくなってもどうにかなる。』という考え方が長く働くためには逆に大事だったりするらしいですよ。確かにこの人は絶対ここに必要だ、代わりはいないと思っても、気づいたらまるで初めからいなかったかのようになんとか回ってる瞬間って会社じゃなくてもどんな組織でもありますよね。その人がいなくなって、そこから周りが成長せざるをえない環境になり良くなる場合もあるでしょうし。

いや、それにしても今日のは驚いたー。
優秀な人から辞めていくというのは本当ですね。

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