転職するうえで絶対に譲れない10の条件

ぼくは今回、社会人歴4年目で初めての転職を迎えるわけですが、やっぱり一度社会人というものを経験しているので、新卒の就職活動の時とは価値観も違いますし、大切だと思う基準も変わってきました。ぼくが、働く場所を選ぶ上で大切だと思っていること、要は転職する理由と志望する理由について、面接で話す内容とは違う本音ベースで書いてみたいと思います。

■年収
やはり仕事と収入は切っても切れない関係です。
もちろん収入は高ければ高い程いいわけですが、それは会社の給与水準と自分の実力に相関関係があるので、あまり高望みをしても仕方がありません。とは言え、都内ひとり暮らしを想定すると、年収400万円以下では生活できないので、それを下回るオファーは全て断ってきました。
現実的に言えば年収450万以上は譲りたくないラインです。
年収700万とか800万で転職していった知り合いもたくさんいますが、超絶ハードワークで人間的な生活ができていないので、トレードオフなのかなとも思います。超絶ハードワークは自分の成長にもつながるとは思うんですけどね。でもお金のために命まで削りたくはない。

■成長率
その会社が成長しているかどうか、これも大事な指標です。
なぜなら年収というのも、会社の利益にある程度連動し易いものなので、働き始めた最初の給料は少なめでも、昇給率が高かったり、そのうち全社員のベースアップという可能性があります。それに、自分の成長と会社の成長が連動しているという実感が得られそうというのも非常に重要です。今務めている会社は長年横ばいな雰囲気で、人数も多いので自分が仕事やってもやらなくても何も変わらないという全体的な閉塞感が漂っています。会社が成長している、自分も成長している、その実感を感じられそうな環境というのは大事ですよね。

■やりたい仕事
インターネットで企画も開発もできる環境、これだけは絶対に譲れませんでした。ここを譲ってしまうと、いくら年収が高くても、いくら会社が成長していても、楽しくないと思うんですよね。やっぱり自分がやってワクワクする仕事、これが何より一番大切だと思います。

■分野
例えば今、モバイル系ソーシャルアプリの会社はすごく伸びていて、給料も高いことで有名ですが、ぼくは致命的に携帯ゲームに興味が持てません。もっと言うと、ソーシャルゲームに社会的な意義やビジネスとしてのやりがいもあまり感じません。だからネットゲームをやっている会社というのは意図的に避けていたし、これからはソーシャルゲームの時代だから、我が社はこれに社運を賭けるのだって感じの会社もたくさんありましたが、そんなところ絶対に嫌でした。
少なくとも自分が興味を持てる分野をやってないと、たぶんそのうち辛くなるんじゃないかと思います。

■人間関係
これに関しては入ってみなければ分からないところではあるんですが、面接では自分の上司になる人が出てくることが多いので、直感的に合わないなと思ったら絶対避けるようにしています。働いてみてわかったんですが、仕事で悩んでいる人の半分は上司と合わないストレスですよ。運もありますが、その会社が全体的にどういう人物を選ぶ傾向にあるのかとか調べて、ある程度予想するしかないかなと思います。例えば声が大きくて、ガツガツいける人を好む会社とかありますし、ぼくは逆にそういう人はあんまり好きじゃなかったりしますから。

■残業時間
極端に残業時間が多い会社というのは業界でも有名だったりするので、ある程度予測できるのではないでしょうか。インターネット業界で、そこそこ労働環境が整備された会社であれば平均30、40時間というのが相場かなと思っています。もちろん100時間を超えるような会社もありますし、場合によってはほとんど残業しないってところもあります。しかし、ここで重要なのは残業時間の量そのものより、残業代が支給されるかどうかではないでしょうか。これが、本当に会社によってマチマチで、残業代は一切出ない会社もあれば、全部出る会社、最初から見込み手当として支給される会社、一定額以上は出ない会社、本当にいろいろなタイプがあります。ぼく的には、働いた分はしっかり払ってもらいたいので残業代が出る会社がいいですね。

■企業理念
これ、他の人はあまり重視していない項目かもしれませんが、ぼくは常にここを大事にしたいと思っています。なぜなら企業理念とは、その会社が何のために存在していて、世の中をどうしていきたいのかという意思表明です。特にベンチャーではこれがない会社が多いです。もしくはあっても、面接で「御社の企業理念を教えてください。」って言っても、答えられず誤魔化す面接官が多いです。
ここがしっかりしていて、全社員に浸透している会社というのは、前に進むときにブレないと思うんですよね。特にないけど、儲かりそうなものがあったら、とりあえずやってみるって会社は道に迷うことになると思います。少なくとも経営者は信念を持っていて欲しい。経営理念に関しての考え方はカヤックが素晴らしいと思います。

■場所
会社のある場所って意外と重要だと思います。
その街の雰囲気だったり、通勤圏内の住環境だったり。
例えば、会社が渋谷や新宿にあるってだけで、ぼくとしてはかなり、げんなりして減点ポイントです。それが上記のカヤックだと鎌倉にあったりして、自然溢れる場所で働きたいという法人としての意思もそこに感じたりしていいですね。移転したりすることもあるでしょうから、絶対ではないですが、どこにあるのかってのも毎日自分が通う環境ですから、強く意識はしたいです。

■オフィス
これなんて、学生の頃はどうでもいいだろと思ってましたが、綺麗なオフィスで働くって精神衛生上、大事だよなーと実感しています。汚いオフィスで働いたことがないので、なんとも言えないところではありますが、次も綺麗なオフィスで働きたいという気持ちは強くなりました。ネット系の上場企業はだいたい綺麗だと思いますけどね。あと、今の環境と同じようなパーティションが机にあればいいなーとか思いますが、これはないところが多いので我慢です。

■知名度
知名度なんてどうでもいいだろと思っていた時期もあったのですが、社会で生きていく上での肩書の威力というものは、すごいものがあります。合コン受けとかもありますけど、部屋を借りたり、車を買ったりするときの審査とか、銀行からお金を借りたりするときの金利にまで影響を及ぼします。世間一般的に大手で知名度のある会社に勤めるということは、人世をゲームに例えるとイージーモードに近づけます。これは学生の頃は知らなかった事実でもありました。できるだけ名の通った企業、もしくはこれから名の通りそうな企業を選ぶのは人世の戦略の1つと言えるのではないでしょうか。

とまあ、思いつくままにつらつらと書いてきましたが、挙げればきりがないですよね。結婚するなら、どんな女性がいいかって言い出せばきりがないのと一緒で、最終的にはここに挙げたような条件のバランスを見ながら、総合的に考えていい企業だなと思うところに決めることになるのだと思います。

人によって価値観、基準は全く異なるものだと思いますが、少なくともぼくにとっては次の会社は、挙げた全てを適度に満たしており、いい選択ができたんじゃないかなと今のところ思っています。

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