WEB業界で働いていて「はあちゅう」知らないなんてヤバいと思う

ぼくは10代の頃からブログ書いてて今は32歳、インターネットが好きで好きでたまらないオタクなところがあって、大学院まで行ったのに専攻とは関係のない、WEB業界に飛び込んだという経緯があります。人生に影響を与えた本はWEB進化論です。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

だから、人より多少、ネットマニアなところがあるし、これからこんなサービスが流行ると思うと議論するころが好きだし、偏ってるところもあるかなと思います。でも、WEB業界で働いていて、たまに「はあちゅうって誰?ブロガー?しらねーよ。」って人がいる、というのは驚くし、それでよくこの業界で働いてるね、恥ずかしくないの?くらいに思っちゃうところがあります。

そういう人ってもしかして、「イケダハヤト」とか「ちきりん」とか「山本一郎」「伊藤直也」とかも知らなかったりするの?って思います。そうだとしたら、ぼくの感覚だと、「え、うそでしょ、普段どうやって生活してるの?」くらいの衝撃なんです。いや、WEB業界以外で働いているならともかく、この業界で働いていて、それらの情報ソースに触れない生活って一体なんなのという感じです。

確かに、「はあちゅう」は一般的には知名度ないと思いますし、最近でこそ「スッキリ!!」(日本テレビ系)のコメンテーターやってるので知ってる人も増えてきてるかもしれませんが、それはあくまで最近の話で、「はあちゅう」と言えばやっぱりブロガーです。

伊藤春香(Wikipedia)

伊藤 春香(いとう はるか、1986年1月22日[1] - )は作家・ブロガー。別名「はあちゅう」[2]。 神奈川県川崎市出身[1]。慶應義塾大学法学部政治学科専攻卒業[1]。 大学在籍中にブログを立ち上げたことから注目され、以降女子大生カリスマブロガー・プロデューサーとして、講演、執筆、取材、広告出演などに携わる。

はあちゅうと言えば、やはり『さきっちょ&はあちゅう 恋の悪あが記』です。クリスマスまでに彼氏を作るというテーマで書いていたブログはカリスマ的人気を博していました。ただ、それだけだったら世に数多いる一般人の(一部に有名な)ブロガーで終わったと思いますが、その後、普通に就職活動して、電通に入社し、トレンダーズに転職、「キレナビ」編集長、「スッキリ!!」コメンテーターなど、活躍の場を広げています。彼女の発言や活動はしばしばネットで話題(炎上)になりますし、WEB業界にアンテナを張っていれば、避けては通れない有名人です。

ぼくが言いたいのは「はあちゅう」を知らないという程度の情報感度で、なぜWEB業界で働こうと思うに至ったのかということです。もしかしてぼくがWEB1.0世代(死語)だから、こういう感覚に陥るのでしょうか。

金融に興味ないけど銀行に就職したとか、車好きじゃないけど自動車部品メーカーに就職したとか、けっこーいそうですが、WEB業界もそんな普通の業界になってきた、という現れなんでしょうか。

参考

はあちゅう公式ブログ http://lineblog.me/ha_chu/

「日本一のブス」になった。人気ブロガー、はあちゅうの壮絶な過去(イケダハヤト) http://www.ikedahayato.com/20150926/43696614.html