ブロガーズフェスティバル2016に行ってきたよ #ブロフェス2016

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去年も行ってきたブロガーフェスティバルに今年も参加してきました。
参加した各セッションの要約と感想をまとめてみました。
※あくまでセッション中にメモした内容から再現しているので、内容が間違っていたり主観が入って表現が違ったりする可能性はおおいにありますので、意図や表現に関して問題があればご指摘ください。

ヨッピーさんのオープニングセッション

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オープニングセッションは超有名ライターのヨッピーさんでした。
生ヨッピーさんを見れただけでも来たかいがありますね。

今メディア界隈で起きていることは量から質への転換

メディア界隈で起きたことが遅れてブログ界隈でも起きてくるはずだと話でした。
どういうことかというと、一昔前はバイラルメディアやキュレーションメディアが流行ったこともあったけれど、やはり現実としてPVを収益化するのは限界があるということがメディア界隈で分かってきたということです。

PVを収益化するというのはGoogleAdSenseのようなPVに比例する収益のことですが、例えば広告出稿、記事広告、月額課金(NewsPicks)、販売(ほぼ日)、各種イベントなどなど、PVに比例する以外の収益も存在します。しかし、いずれの収益化であっても、これらは全部信用がないとダメです。

ブロガーが間違っている戦略

  • 「とにかくたくさん記事を書け」という間違い

ブログ初心者向けにまずは記事をたくさん書け、一日5記事とか1ヶ月で100記事書けばPVが稼げるという話がありますが、質の低い記事をたくさん書くより質の高いしっかりした記事を1つ書いたほうがずっといいです。それは今はまだいいかもしれないが、これからの時代、企業が参入してきてSEO的に競争が激しくなったときに質の低い記事でそれらに勝つのはかなり難しい状況になってくると思われます。

  • 「炎上を恐れる必要はない」という間違い

炎上してでもPVを稼ぐという戦略は完全に間違っています。炎上すると信用が減って、収益にも繋がりづらくなるからです。

Googleは良いコンテツを評価する、としか言っていない

Googleは昔から同じことしか言っていません、それは良いコンテンツを提供しろということです。

  • 取材に行かない感想文が果たして良いコンテンツなのか
  • サラリーマン批判が「良いコンテンツ」なのか
  • どこにでもあるようなライフハックが良いコンテンツなのか

今後、SEOは企業とのガチンコ勝負になってきます、コタツの中で誰にでも書けるような記事でなく、

  • 外に出て一次情報を探せ
  • 独自性を探せ
  • 批判を恐れろ
  • 良いコンテンツとはすなわち読者の期待に応えるコンテンツである

というお話でした。

感想

生ヨッピーさん、文章だけじゃなくてしゃべりも一流でした。薄々思ってたけど、しゃべるが上手い人は文章も上手い。昨今のライター業界で起きていることが、ブロガーにも起きそうだということで、ある種の警告のようなアドバイスでした。たった15分だったけど勉強になりました。

4年かけて学んだ海外移住してブログで飯を食う戦略
(あしたはもっと遠くへいこう)

去年のブロガーズフェスティバルのLTで失恋をブログを晒したという話をして優勝して登壇権を得た方です。高知に行かなくてもプロブロガーになれるという話。台湾でプロブロガーをやられていて、現在のアクセスは33万PVは収入21万円、4年かけてやっと新卒初任給くらい稼げるようになってきたそうです。ブログ飯はできないわけじゃないけれど、戦略と試行錯誤が必要だということが分かってきたというお話でした。

PVの取り方

2015年から2016年、高知でプロブロガーを目指したがる現象(ムーブメント)がありましたが、みんなで高知に行くのは賢い戦略ではありません。なぜなら、ブログ飯を目指すならある程度のPVと収益を取りにいかないといけませんが、一般的にブログ読者は検索からくることを考えると、検索で1位をとるためには競合してはいけません、今は高知に行っている人多いから美味しくないということです。勝てる分野に絞ってNo1を目指すのが大事、市場規模の大きいところで戦うべきなのです。

例えばフィリピン英語留学の記事を書いても、訪れる日本人は年間5万人、オーストラリアを訪れる日本人は年間1万人、台湾観光なら年間160万人、場所によってニーズが全く違います。PVを集めるためには競争率の低いテーマで検索上位狙うべきで、そして競争が激しくなったら勝てる分野にテーマ集中すべきです。

収益の伸ばし方

実はアクセスなくてもアフィリエイトでなんとかなります。国内旅行や海外旅行なら脱毛ジャンルとかと比べると、アフィリエイトとの競争率は低いです。現地一次情報とアフィリエイト情報を組み合わせると強くて、例えばホテル周りのおすすめ情報とかホテルへの行き方、現地での不安を解消して成果に結びつけるという手法は使えます。

目的と手段を考えよう

プロブロガーになって月100万円稼ぎたい人が最近多すぎます、ブログ飯はゴールじゃないよ、そこから何をしたいかが大事だよ、ということを伝えたいです。でも、ブログは会社に所属しなくてもネットから収入を得られるし、世界中どこでも書けるし、素人でも多くの人に読んでもらえる素敵なツールです。

感想

海外移住で現地情報ってのはブログの理想的な形ですよね。必然的にライバルが少ないし、需要もあるし、書いていてもすごく楽しいと思います。ぼくも去年、ベトナム旅行に行った記事がいまだにけっこー読まれています。旅行会社のアフィリエイトもあるし、現地モバイルWi-Fiとかもありますしね。いいなー、海外住みたい。

合言葉はノープラン(オジ旅)

オジ旅とは普段からの飲み友達と旅をして飲んで食ってを書いてるだけのブログで、内容はぐだぐだで、第一回1泊2日で記事本数93本も書いていたそうです。本職はフリーのライターですが、ライターの技術は一切使わないようにしているということでした。思いたったら片っ端からポストする形がスタンダードになっていて、かなりのハイペース(月一くらい)で旅をしているそうです。

20箇所ほどの旅で9旅はPRがついていた

例えば、スパリゾート・ハワイアンズ、2015年、2016年と2回ご招待いただいたり、バンコクのローソンをめぐる旅をローソンから招待いただきました。初めて3ヶ月でPRの話がきたが、なんで来たのか正直分かりません。しいて言うなら、思い立ったら片っ端からポストする形がスタンダードなのが新鮮だと捉えられたのかもしれない。TwitterstyleとそれをまとめるBlogstyle、動画画像をワンビジュアルとしたインスタstyleのパターンがあります。PVじゃなくて読まれた時間とか影響力があるということが価値があるのです。

感想

PVも収益化も全く意識せず、PRの依頼が殺到するというのはすごいですね。友達同士のグループブログという形もそうだし、競合がいないんでしょうね。しかし、本人たちは別にどうでもいいと思っているところが、合言葉はノープラン、ということっぽいです。

すげー楽しそうだけど、独自すぎて全く参考にはならない。

ブログで独立するまでやってきた事(ままはっく)

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言わずと知れた有名ブロガーまなしばさん。今まで書いた記事は280記事、現在のPVは月60万、AdSenseの収益が0.5円/PVらしいので30万、それが全体収益の2割ということだったので月に150万くらいの収益ということになりますね、すごい。トータル収益は1000万円を超えたそうです。

記事を書く内容の条件

自分だから書けそうな独自記事、取材記事を書くことを心かけているそうです。例えば、保育園入れない問題で国会へ行ってきたもの、とか。軸としては

  • 収益が上がると見込めるようなもの
  • これは伝えなきゃ!とジャーナリズム精神が揺さぶられたとき
  • 単なる好きな趣味の記事

を書いているということでした。

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収益が上がる記事とファンがつく記事は全く違う

収益が上がる記事とファンがつく記事は違うので、ブランディングのための記事、収益のための記事、と記事のタイプを意識しながら書いているそうです。
ブランディング
ファンを生み読者の一歩先をゆくようなコンテンツで、共感信頼を得ることを大事にしています。
収益
検索ユーザーを迎合したコンテンツを意識します。また、シェアされるコンテンツとは読者が潜在的に思っていて言語化できていないことだったり、困っている人を助けるようなもので、そういう記事が求められます。

ASPアフィリエイトについて

売れるキーワードで検索上位をとることが大事ですが、アフィリエイターなど競合が強いのでなかなか難しいです。
検索上位をとるための戦略として

  • 公式サイトやカタログをみて機能を把握
  • わかりやすく伝えるためにデザイン工夫
  • 自分で購入したり持っていない商品は人から借りてきて記事に、一次情報にこだわる

抱っこひもならお店に行って全部試着したり、金融庁や国会に行ったことを記事にしています。

狙ったキーワードで上位がとれているかPDCAを回す

WindowsならGRC(有料)またはSEOチェキ、macならserposcopというサービスを使って検索結果状況を常にチェック、上がっていなければリライトして順位を上げていきます。

リライトってどうやるの問題

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その文章ちゃんと読まれていますか?実は文章は最後まで読まれていません、ヒートマップを確認すると分かったりします。構成やボタンで迷ったらABテストを実施するといいです、どっちが押されるとかが分かります。そうやってユーザー目線で足りないものを追加していき、解析して感覚を磨いてきました。

文章構成のパターン

文章構成のパターンとしては

  1. 導入(ターゲットなる人の悩みを羅列、共感を促す)
  2. 結論(使ってどうだったか、どうよかったか)
  3. 使ってみた経緯
  4. 使ってみて感じたメリットデメリット
  5. こんな人におすすめ(こういう人はこっちの方がいいよ)
  6. まとめ(結局どれがおすすめか)

上記のような流れを意識しています。

フロー型のアフィリエイト

検索上位表示って簡単ではないので、定期的に訪れてくれる読者向けの記事を書いてみたりしました、SEO狙いではなくリピーター読者に向けての記事で、アフィリエイトと明示した上での訴求です。例えばどういうことかと言うと、楽天カードというキーワードで上位表示は至難の業ですが、普段から読んでくれているリピーターに今月は楽天カードのキャッシュバックがキャンペーンだよということを教える形のアフィリエイトで数十件発生したりしました。ジャンルは自分のブログのカラーと合ったものを選ばないといけません。いきなり高額なものを買ってもらうのは難しいので資料請求とかがよいかもしれません。

初心者がブログで参入すべきジャンル

誰もが知っている企業の広告はメジャー感が出て読者も安心します。高単価で競合の多く悩みの少ないジャンルは難しいので避けたほうがいいです。例えばウォーターサーバーは高単価ですが、何かに悩んでウォーターサーバーを申し込む人は少ないので、必然的に関連キーワードが少なくなってしまうため、おすすめできないジャンルになります。

中級者になったら

ASPに担当者をつけてもらい、特別単価を出してもらうのが勝ちパターンで、王道と言われる高単価なジャンルに手を出していきましょう。
中級者になるとお金をもらって企業など依頼主のPR記事の依頼がきたりしますが、相場観としては最低でもPV×0.1円くらいで、50万PVなら5万円くらい、ただしブロガーの価値を下げないために安請け合いはするべきではないと考えています。

よく顔出しすべきかどうか聞かれます

迷うくらいなら顔出しはしない方がいいと思います。顔出しのメリットとしては取材が増えたり、ドコモさんとのタイアップ依頼があったり、家庭科の教科書への資料集への掲載など、ブログ関連の仕事が増えたことです。

ブログでお金を稼ぐとは時間を買っているということ

ブログが資産化することにより、ブログが稼いでくれている時間に本当にやりたいことができるようになります。今後はもっと自分の強みを活かして、もっとやりたいことを突き詰めたいです。

感想

ブログに書けた時間が2000時間くらいということですごいなと思いましたが、よく考えたらぼくも以前書いていたブログで2000記事書いていたので、1記事1時間だとしても2000時間は使っているんだろうなと思いました。しかし、その結果が全然違って、時間を活かして時間を手に入れるか、ただの浪費かというところは本人次第ということですね。

そして、生まなしばさんは写真以上に美人でした。

ブログにおける文章(小鳥ピヨピヨ)

ココログ(眞鍋かをりのここだけの話)を立ち上げた、ギズモード初代編集長で、13年間ブログを書き続けているプロ中のプロです。

上手く書こうとしない、素直に書く。

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上手い書き方の情報というのはたくさんあります、内容やテーマ、書き方、ちょっとした小技など。例えばギズモードの書き方というのはメソッド化して、展開してきています。でもライターあるあるなのは(嫌われる勇気を書いた人も言っていましたが)適当に書いたときの方が評判が良かったりします。それは素描書きといって、素直に書いた方が文章は分かりやすくなるのです。

この時代にブログを書くというのは、文章が好きじゃないとやらないんじゃないんでしょうか。だから丁寧に書き直したら文章がよくなる、そういう状態になりたいと思ってしまうのです。でも素描書きの方が人気がでたりするので、どうしようという状態になります。これは車の両輪のようなもので、素直に書いた記事と丁寧に書いた記事、両方書き分けるようになってきました。共通しているのは、上手い文章というよりは、どうやったら素直に自分の気持ちを表現できるだろういう書き方をするようになってきました。

ブログ最大の効用

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自分のことをより深く知ることができるという点につきます。
自分に素直に書くということにフォーカスすることが重要です。

お勧めするすごい書き手

天才たち。

感想

個人的には今回のセッションの中で一番すごいと思いました。
それはやはりここ数年ブログを初めて人気が出た人たちとは違って、10年以上第一線でプロとして書き続けた人の歴史の重みというのは圧倒的でした。一周回ってすべてを悟っている、そんな印象がしました。すごい書き手もほとんど知らない人たちだったし、すごいなー世界はまだまだ広い、と思いました。

素直に書く、だけど怒りは込めない、大事ですね。

全体的な感想

今回、2回目でしたけど、LTも含めて全体的にレベルが高くなってきていて、すごく勉強になったし面白かったです。やっぱり登壇者ともなると、何十万PVは当たり前みたいなすごい人達ばかりでしたけど、そういう人たちの生の声が聞ける場というのは貴重です。

来年も機会があれば参加したいと思います。
要望があるとすれば、けっこー懇親会でLTをした人を探している人とかもいて、シールでもいいからブログ名とかLTマークとか名札みたいなものがあると交流しやすいんじゃないかなーとか思いました。

LT優勝者のプレゼン資料

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ABOUTこの記事をかいた人

1983年大分県生まれ。東京在住のWeb系エンジニア。
ポータルサイト、ファッションECサイト、コーディネートアプリ、食品ECサイトの開発運用などを経験。 人に役立つことや面白い記事を書けたらなと思っています。