新型ZOZOSUITを入手したのでさっそく自宅で体型を計測してみました。
スリムなパッケージ
パッケージはすごくスリムで軽いです。開封時のワクワク感は新しいガジェットが家に届いた時のアレに似た感じです。手元にあるだけでなんか楽しいです。
さっそく着てみました
袋から出した時は正直小さいんじゃないかと思ったりもしましたが、そこはかなり伸縮素材となっていて着ると伸びるので問題なく、スルスルと身体が通り思ったよりだいぶ着やすく感じました。

Twitterとかで「デザインがダサい、こんなん外着て歩けねーよ」って声もありましたが、いやいやいや純粋な服として使うつもりなら、むしろ新型の方が断然ファッショナブルだし、着こなしやすいでしょ。
だって旧型のデザインこれですよ。いちファッションアイテムとしてコーディネートに取り込もうと考えた場合にこれを着こなすのは相当な上級者です。
まぁ、冗談はさておき、デザインに関しては未来感とかガジェットとしてのカッコよさみたいなものを求めているのだということは分かりますし、それはそうですよねとしか言いようがないですが、そこに関してはけんすうさんのツイートに共感するところです。
ZOZO SUIT、デザインがダサくなったとかどうでもよくて、サイズがあってない問題を世界規模で解決して、PBで世界一を取る、っていうビジョンが、わかりやすくて、かつワクワクするのが最高よね
— けんすう (@kensuu) April 27, 2018
これはあくまでもツールだし、身体のサイズデータをできるだけ簡単に取得することができるというコアバリューは全くブレてないし、大事なのはその先の未来の実現なので視点の問題だと思います。
そもそもこの水玉デザインに誤解がありそうですが、デザインとして水玉ありきというよりは水玉に見えるのは測定のためのマーカーと呼ばれる1つ1つ異なる点々がカメラで認識されやすい様に結果としてこういうデザインになってるんですよね。(参照:株式会社スタートトゥデイ2018年3月期通期決算発表アナリスト向け説明会)
なのでここに関してはアプリ側のソフトウェア進化に伴い今後も改良があるだろうし、上記決算発表でも機械学習によってマーカーなしでも測定できるようになっていくかもしれないというような展望も語られていました。
測定にはちょっとしたコツというか失敗しやすい条件があった
前置きが長くなりましたがZOZOSUITを着てみたので実際に測定してみました。測定してみたのですが、これはちょっとコツというか条件が悪いとうまくいかないなと思ったのでその点をシェアしてみたいと思います。
まず、ぼくの家、すごく暗いんですよね。
これくらいの暗さの部屋だとスマホのカメラだと画像認識し辛いようで計測失敗してしまうことが多かったのですが、次の日の昼間に測定し直したら一回も失敗しなかったので、もし計測うまくいかないって人は明るいところでやってみるといいと思います。
もう1つはどうもこの水玉模様を認識するためにちゃんとスーツを着ていることが重要なようで、ちゃんとというのはレギンスの部分をしっかり上まで上げて腰パンにならないようにとか、変なシワが入らないようにぴったり伸ばすとか、その辺を気を付けて着ると失敗がなかったです。
測定結果はこんな感じでした
むしろ写真を何枚か撮っただけなのにこんなに細かいデータが採れてしまうというところに技術の進歩を感じますし、これは高性能カメラ付スマホが普及しているからできることなので、未来感は薄いかもしれないけど、現代だからこそできることでもあるなと思いました。十分すごいと思います。
おまけ
安定期に入ったので何気に初公表ですが、妊娠中の妻も着てみたところ、ばっちり妊婦っぽい3D体型データとなっていました。ちゃんと測定数値から3Dモデルを作成しているようです。
これは妊娠したら毎月経過観測として体型データをZOZOSUITで取っていったら、何に使えるかわかんないけど記念としては面白いんじゃないかなーと思いました。もちろん体型の変化は大きいですけど、頻繁に買い替えれば、妊娠中もずっとぴったりなサイズの服を着るということもできるので、それはそれで使えそうな予感でした。マタニティウェアにも応用できそうですね。
さらに言うとZOZOのお任せ定期便で、マタニティプランみたいなの出したら面白いかも。マタニティって体型どんどん変わるから、それこそサイズ選びが着てみないと分からなかったところが、ZOZOSUIT使うと新しい市場が生まれそうな予感もしますね。
そんなわけで新型ZOZOSUITの着用レビューでした。
AppleのCMいいですね。「Think Different」