早いもので今日で社会人になってから10年が経ちました。
ぼくはこのブログを実に15年書いてきたので社会人になる前、どんなことを考えていたのかを読み返すことができます。ぼくは大学では遺伝子工学を専攻していたのですが、新卒でインターネット業界を選びました。なぜ、専攻の異なる業界を志すようになったのか、きっかけについて書いた記事も残っていました。
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ちなみに筆者は2005年の3月から株式会社「はてな」の取締役を務めているそうです。「はてな」は創業からたったの4年で社員も20代ばかりで9人しかいないそうです。ぼくはこの本を読んではてなで働いてみたいと思いました。
2006年の記事です、はじめてインターネット業界で働くということを意識した日でした。グーグルが創業6年目だった頃です。本当にインターネット黎明期だったと思います。それから1年後にはヤフーに入社を決めていました。
社会人になる少し前の記事もありました。
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一番大事なのはその目的であり、世界中の人を巻き込んで新しい価値を作り出したい、おもしろいこと、楽しいことがしたい、という情熱です。
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インターネットを使った人々の生活を変えるようなサービスを作っていきたいというのが大きな夢でもあります。一番大事なコンセプトは世界を、人々の生活を変え得るサービスを創りたいという情熱ですよ、そんな人たちと一緒に働きたいです。
学生だったのでだいぶ青臭いことも書いていますが、この頃から本音の部分の気持ちは全くブレていません。ぼくの人生の目的は、インターネットサービスで世界中の人たちへ新しい価値を提供し、大きなインパクトを与えるような仕事をすることです。
そして気が付きました、いま自分はそんな仕事ができているということに。この10年紆余曲折はありましたが、いろんな経験を積み、偶然も重なり、引き寄せられ、いま自分は世界中の人たちへ新しい価値を提供しようとする大きなチャレンジの真っ只中にいます。
これは幸せなことです。もちろんまだチャレンジは成功してないし、この10年苦しいこともあったし、これからも確実にたくさんあるんですが、それでも10年前、何も知らなかったあの頃から心底やりたいと思っていたことが今やれている、最高じゃないか、そして自分の夢を叶えるために、まだまだもっと頑張らなくてはいけない、そう思った10年目の夜でした。