【レビュー】不具合?初期不良?65インチ4kテレビのREGZAz730xを購入しました

実に8年ぶりにテレビを買いました。
たぶん似たような人は多いかと思いますが、約10年前に訪れた地デジ、エコポイント、薄型液晶テレビの波に乗った買い替えから10年弱が経過し、当時は大きい方だった40インチのテレビもいまや小型の部類に入り、さらには4Kテレビの全盛期。来年にはオリンピックも控えており、このタイミングでテレビの買い替えを検討している人も多いと思います。

購入動機

8年前に買ったソニーのBRAVIA40インチは問題なく動作しているし、それほど不便も感じていなかったのですが、当時1kのひとり暮らしだった頃から結婚し3LDKのマンションに引っ越し、リビングが広くなったのでダイニングからテレビまで5メートルほど離れており小さく感じることが多くなっていました。また、先日オリンピックのチケットに外れたので、オリンピックを大型のテレビで見たいなという典型的な消費者心理が働きました。(全部当選したら50万円分くらいの申し込みチケットでしたが、全部外れたのでお金が浮いた気分というこじつけもありました。)

また、来年になるとオリンピック直前なので、品薄になったり価格が高騰したりする可能性もあるかなと思って、今年のうちに購入しようと思ったのもあります。

画面の大きさ

なので、一番の動機は今より大きな画面ということでした。今のテレビは大型化が進んでいて、小さくても50インチ、そこから55インチ、65インチというのが主流で売れ筋は55インチのようです。昔だと大きすぎるテレビは圧迫感があるとか、視聴距離を長く保たないと疲れるとかありましたが、10年前よりテレビの枠の部分のベゼル幅がかなり狭くなっていて、同じインチでもテレビのサイズ自体はかなり小さくなってきています。

また、4K化が進んだことにより昔ほどテレビから離れなくても目が疲れなくなっています。どういうことかと言うと、ハイビジョンテレビの頃は画面の高さの3倍離れる必要があると言われていましたが、4Kの場合は高精細であるため、より近づいても粗さが目立たないという特性があり、視聴距離が1.5倍くらいでいいそうです。なので、仮に部屋の大きさが一緒であっても、いまはかなり大型のテレビを置いても違和感なく視聴することが可能なのです。

Q:大画面の4Kテレビがほしいけど、 部屋の広さが…(Panasonic)

というわけで今回思い切って大幅にサイズアップさせて65インチのテレビを買いました。実は最初、55インチを一度買ったんですが、55インチと65インチに悩みながら買っていて、やっぱり今後5年から10年、「もっと大きいサイズにすればよかったな」ってテレビを見るたびに後悔したら嫌だなと思って、一旦キャンセルして65インチを買い直しました。

ただ、後述しますが、55インチの時は有機ELテレビのz920xだったんですが、サイズアップに伴い予算オーバーだったので65インチは液晶テレビにしました。

有機ELテレビと液晶テレビ

これはぼくも今回、テレビ購入を検討するまであまり詳しくなかったのですが、今のテレビは従来からの液晶テレビと新型の有機ELで市場が二分されています。その違いは液晶テレビは液晶パネルをLEDのバックライトで照らす方式なので明るい画面が実現できますが、逆に暗い部分、特に黒の表現が苦手で、黒まで白っぽい感じになってしまいます。

とは言え、みなさん普段液晶テレビを見ていて黒が白っぽいなとか感じたことはないと思うのですが、ぼくも今回有機ELテレビを店頭で確認して驚きました。店で液晶テレビと有機ELを並べてみると、はっきり「あ、有機ELの黒めちゃくちゃ綺麗だな」と思うわけです。特に感じたのがクジラが海を泳いでいる映像のクジラの質感と、映画で人の肌がアップになった瞬間です。液晶テレビは同じシーンでも白いライトが当たっているかのように白飛びしてしまうのですが、有機ELは引き締まった非常にリアルな映像として表現されます。

これは有機ELすごいなと思いました。ただ、一方で地デジでバラエティ番組なんかで比較すると、地デジは元々データとして画質が低いこともあり、あんまり差が感じられませんでした。むしろ液晶テレビはバックライトがある分、明るさが強く表現できるため液晶の方が綺麗じゃね?とぱっと見だと思うようなこともあり、これは好みの問題かなというレベルにまで差がなくなっていました。

なので、よく言われるのですが、4kで映画を見ることがメインで使いたいなら有機ELに分があるし、地デジがメインなら液晶テレビでいんじゃないという感じです。どっちにしても有機ELの方が綺麗なら有機EL買えばいんじゃね?と思うかもしれませんが、有機ELはだいぶ普及してきたものの、まだまだ価格が高く、同じ年のモデルであればだいたい2倍有機ELテレビの方が高いです。

例えば、55インチの液晶テレビはだいたい20万円くらいで買えますが、有機ELになると40万くらいします。65インチだと液晶テレビが30万くらい、有機ELが60万円くらいです。これだけ差があると、液晶テレビのハイエンド機はかなり成熟してるし、まだ液晶テレビでいいかなとも思いますよね。隣に並べて比べたら確かに有機ELは間違いなく綺麗なんですが、それは並べて一所懸命比べてるからで、たぶん家で液晶テレビ見てたら普通に綺麗じゃんって分からなくなる自信があります。少なくとも10年目の液晶テレビよりは4Kだし確実に液晶でも綺麗です。

そんな値段のこともあり、ぼくは今回有機EL55インチを買おうとしていたときは去年の型落ちでしたが、65インチの液晶テレビは今年の最新モデルにしました。それくらい価格に差があります。

さらに有機ELの弱点として言われているのが、寿命が液晶テレビの半分くらい、同じ映像を表示し続けると焼き付きやすいなどがあります。この辺は寿命が短いって言っても10年くらいはあるみたいなので、パネル寿命の前に他が駄目になる可能性の方が高いし、焼き付き問題も最近は対策されているみたいなので、そんなに気にする必要はないかなと思います。それよりやっぱり値段ですね。あと何年かしたら同じくらいの価格になって、一気に有機ELが市場を支配しているかもしれないし、もしくはまた別の方式が流行ってきているかもしれません。

今はちょうど過渡期はありますが、今後もどうなるか読めないし、価格も最上位モデルはだいたい値段変わらないサイクルを繰り返していくだろうし、欲しいときに一番いいと思うものを買えばいいかなと思いました。

REGZAにした理由

今回、ソニーから東芝に乗り換えたのですが、理由は2つあります。
1つはデバイスが4Kテレビになったにも関わらず、地デジというのは4Kには遠く及ばない画質の荒い放送となっています。この荒い放送データである地デジを4Kテレビで映すとめちゃくちゃ汚い映像となります。これは荒い画像を高解像度のスマホで表示したりしたときと同じなんですが、デバイスの方が高精細すぎるとデータが同じでも荒く見えてしまうという問題です。だから下手したら今使ってるフルハイビジョンの10年前のテレビより地デジが汚く映ったりするわけですね。これだとなんのために高いお金を出して買い換えるのか分かりません。

そこで各社できるだけ綺麗に地デジを表示するために、地デジのデータをアップコンバートして頑張って4Kで綺麗に見せるような映像エンジンを開発しています。ここが各社の地力の差になっているのですが、各社比較したときに、このアップコンバートの技術力が高いのが東芝でした。もちろん同じ東芝でも機種のグレードにもよるんですが、東芝は地デジをかなり綺麗に表示できていました。どことは言いませんが、他のメーカーの4Kテレビで地デジを見たら汚いなーと思いました。

2つめの理由は東芝の特徴であるタイムシフトマシーン搭載です。タイムシフトマシーンとは所謂、全録機能で6チャンネル同時にテレビ番組を自動録画できます。そして過去の番組表から見たい番組をいつでも見れる、今放送されている番組であっても番組の最初から視聴できるという機能で、これを一度使うともうタイムシフトマシーンがない生活は考えられないというくらい便利という口コミをたくさん見て使ってみたいなーと思ったことです。

今どきのテレビはどのメーカーでも録画機能がついているのでわざわざ録画レコーダーを買わなくてもいいというのは驚いたのですが、欲を出してタイムシフトマシーンぜひ使ってみたいという理由が強くて今回東芝の中から選びました。

タイムシフトマシーンがなければ正直、ソニーの液晶とか、LGの有機ELとかも選択肢に上がったかもしれません。

操作感

そして意外と大事だと思うのが操作感です。今のソニーBRAVIAはどうも、もっさり感があるなーと思っていたので次変えるなら操作感が軽快なやつにしたいと思っていました。店頭で確認するときに、映像の美しさばかり注目してしまいがちですが、テレビの電源を消して付ける動作や番組表や設定項目などいろいろリモコンからいじってみて、ちゃんとサクサク動くかどうかもチェックしました。

REGZAはこの点全く問題なさそうで良かったです。

実物

そして購入から一週間、今日実機が届きました。

部屋で感じる大きさ

写真だと全然大きそうに見えないですが、部屋に入ってきた瞬間はやっぱりデカって思いました。これは正直、デカすぎたんちゃうかって思ったりもしたんですが、その分迫力はやっぱりあるし、数時間経った今はすでに慣れはじめました。ツイッターにも書きましたが、ソファーから観ると没入感すごいですが、ダイニングテーブルから一歩引いて見るとちょうどいいかなってくらいで大きすぎるとは思いませんでした。

地デジの綺麗さ

店頭で散々確認はしてたんですが、やっぱり地デジで4Kだから汚くなるはずのに、普通にフルハイビジョンと変わらず綺麗なのでやっぱりREGZAにしてよかったなーと思いました。文字とかも大きくなるんで普通に見やすいです。

音声

この機種には重低音バズーカウーファーが付いているとのことで少し楽しみにしていたのですが、確かにいままでのテレビで使っていた外付けのホームシアターシステムに近いくらいの音声が流れています。ウーファーも効いているのでこれは外付けなくてもいいかもなーと思いました。まだ音楽番組とか見てないので最終判断はしていないですが、外付けのホームシアターシステムは処分しちゃうかもです。

タイムシフトマシーンの感想

タイムシフトマシーンはまだ慣れていないので、ついつい今放送中の番組を確認しそうになりますが、今面白そうな放送がなかったとしても放送された過去のものからも興味あるものを探せばいいというのは、やっぱりすごい革命的だなと思います。わざわざ録画作業をしなくてもいいというのはたぶん次元の違う便利さですね。

Fire TV StickでAmazonプライム・ビデオを見たらノイズが発生

そしてやっぱり4Kなんで映画を観たい!ということでさっそくAmazonプライム・ビデオで映画を観たのですが、急にブロックノイズというかガサガサ、チカチカと画面が乱れるようになりました。Amazonプライム・ビデオのTOP画面もなんだかグレーがかってるし、なんか変でした。

さらにNetflixや地デジに切り替えても再現したので「あ、これは初期不良だ」と確信しました。まじかよ、せっかく高いお金出したのに初期不良とかテンション下がるな、サポートに電話しなきゃかとか思ったのですが、しばらく地デジを見てると症状が落ち着き始めました。

あれ、直ったのかなと思ってまたAmazonプライム・ビデオで映画を見始めるとまたチカチカし始めます。しかも画質もなんだか昔のテレビより悪い気すらします。これってもしかしてFireStickTVとの相性とかあるのかなと思ってちょっとググってみました。

”Fire TV Stick”の音が途切れる、画面がチラつく問題の解決方法。

ぼくの場合、音声は問題なかったのですが、ちらつきはまさになので、ここに書かれていた付属のHDMI延長ケーブルを使って、さらにFire TV Stickを再起動してみたらホーム画面の時点で分かるくらいものすごく綺麗になり、映画を再度観てみてもノイズが見事に消えました。

どうもテレビの機種によるとFire TV Stickを直接つなぐとこのような不具合が発生することがあるようです。なんのためにHDMI延長ケーブルって付属してるのか謎だなと思ってたんですが、捨てなくてよかったです。一瞬ビビりましたが直って本当によかったです。

まとめ

今回、1ヶ月近く調べに調べまくって家電量販店も巡りまくって大きな買い物だし久々にかなり時間をかけて購入しました。それだけに調べてる間も楽しかったし、注文してから届くまでも楽しみでしょうがなくて、ついつい価格コムの口コミに新しいものが追加されていないか確認したり、ツイッターやブログのレビュー記事を探し込んだり、こんな買い物は久々だったなと思います。

実際の商品も今のところ満足しているし、これからのテレビ・ゲーム・映画鑑賞生活が楽しみです。

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