ZOZOでこんなサービスが始まりました。
サービスの概要はこんな感じです。
- あなたの好み・体型を分析して似合う服をお届けします
- 50万点以上の商品の中から5~10点を厳選します
- 返品は簡単!気に入った商品以外は同じ箱で送り返すだけ
- 代金は商品にかかる費用のみ、返品手数料は無料
というわけで、さっそくサービス開始初日に申し込んですぐに商品が届いたのでレポートしてみたいと思います。
こんな感じで届きました
ZOZOのダンボールです。デカめのダンボールです。開封が楽しみ。
今回、入っている商品の説明の紙が入っていました。ひとつひとつの商品の特徴やブランド名、値段が記載されています。今回は7点総額7万円くらいでした。
実際の商品はこんな感じです。
中身はコート、インナー、パンツに鞄、靴に帽子と、まさにトータルコーディネートという感じです。全身揃えることができるのはいいですね。自分の好きなブランドを登録してたら、そのブランドの商品から選んでくれるし、NGな色や特徴を書いたらそれを反映して選んでくれました。
感想
ぼく、前にこんなスタートアップのサービスを使ったことがあったんですよね。
[kanren postid="3873"]
これは服のレンタルサービスで、借りた服をしばらく着ることができて、気に入ったものは買うことができるんですが、何も買わなくても月に7000円かかるので途中で辞めちゃいました。それに比べるとZOZOの場合は何も買わなかったら送料の200円しかかからないというところは素晴らしいなと思いました。
家で試着できるという意味で、ファッションECサイトの弱点である試着できないを解決するための1つの方法であると思います。
実際、使ってみていいなと思ったのは、試着するときに今自分の家にある服とのコーディネートの組み合わせを試すことができるんですよね。このインナーはこのジャケットとアウターに合うんじゃないか、こういう組み合わせはどうだろうというのが、店舗だったら想像するしかないんですけど、家だったら全部試してから決めることができるというのは画期的じゃないかと思いました。
そして今回は白のインナーのサイズ感がちょうどよくて、持ってないタイプの服で気に入ったので購入しました。かかったのは服代の2000円と送料の200円だけです。そして気に入らなかった服は全て理由を書いて返品できるので、次回からのコーディネート選択に反映されるはずです。
そうやってだんだんと好みの服がセレクトされてくるようになったら、これはとても良いサービスだし、ZOZOTOWN本体にもその好み情報からレコメンドされるようになってくれば、最高だなと思います。
すごくいいサービスだと思います。
オシャレの教科書
ところで、最近こんな本を買いました。 [itemlink post_id="11131"] よくオシャレはセンスだと言われますが、だったらなぜ「あのひとはオシャレだね」という会話が成り立つのでしょう。それはオシャレには法則があるからに他なりません。そのオシャレやセンスという本来、定性的だと思われていたものを定義する、そういうことができるのではないかというお話です。ルールを学べばオシャレになれる、参考になるルールがたくさん載っています。
これはこの本に書かれていたことではないですが、イタリア人がオシャレな人が多いのは、イタリアでは服屋で自分で服を選ぶことができないらしんですよね。服屋では店員が服を選んで、これをなぜ選んだのか、なぜこういう組み合わせなのかというのを説明しながら選んでくれるそうです。それがイタリア人の「服育」になっている、らしいです。
なるほどなーと思いました。 ということはオシャレとはセンスではなく、ロジックで説明できるわけで、そうなってくると、AIと言われるプログラミングの領域が入ってこれる分野であるよな、と思うわけです。この領域はまだまだ面白そうです。