前回の更新では住宅ローンに落ちたという話を書いたっきりでしたが、その後無事にりそな銀行で変動金利0.47で審査が通りましてマンションを購入でき、すでに引っ越してから早2ヶ月が経ちました。マンション買おうと思って2ヶ月後には引っ越してるんだからスピード決断でした。
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ぼくはいつも決断が早い(ように見える)ため、親とかにはあんたは深く考えずにどうこうと苦言を言われるわけですが、ぼくだって何も考えていないわけではなく、どちらかというと情報収集癖が強いので、今回もマンション購入に関してはネット上にある、ありとあらゆる情報を全て読み込んだという自信がありますし、関連書籍も10冊以上読んで知識を蓄えた上で判断しました。
というわけで、読んだ本の中でも特によかったなと思う書籍を2つご紹介したいと思います。ぶっちゃけ大抵のサイトや本はほぼ同じことを書いているので、新鮮味がなく正直役に立たないなと思うものが多いのですが、唯一面白いなと思ったのがこの2つでした。
マンションは10年で買い替えなさい
[itemlink post_id="11126"] ちょっと煽るようなタイトルですが、この本はマンション価格がどうやって決まっていくかということについて、かなり独自に研究していて、かなり合理的で腑に落ちる内容が満載でした。新築だろうが中古だろうが、買ったときより5年後、10年後に値上がりするケースがあり、その確率がどういう条件ならどれくらいの確率なのかということが詳細に解説されています、マンション買って損したくないという人には必読な本だと思います。リセールバリューをかなり意識させてくれる本です。
正直不動産
[itemlink post_id="11127"] 次は漫画でまだ先週3巻が発売されたばかりですが、面白いマンガです。 あらすじとしては、1000に3つしか本当のことを言わないと言われている不動産業界でエリート営業マンだった主人公がある時ひょんなことから正直なことしか話せなくなってしまったというストーリーで、それまで嘘ばかりついていたので営業成績はガタ落ちするものの、それでも正直に話すことでお客様の信頼を得ながら逆転していくというような物語です。
ここでは不動産業界の中で常識となっている慣習や嘘、カラクリを分かりやすく説明してくれているので楽しみながら知識が身につきます。例えば、業界の常識としてまかり通っている「専任媒介契約」や「囲い込み」「両手」など、ぼくは不動産セミナーに行って聞いたりしてましたが、この辺は知ろうとしなければ知れない情報なのかなと思うのでとても良いと思いました。
ぼくも実際、今回購入しましたが、相手も商売なので都合の悪いことは聞かなければ教えてくれません。予め、相手が隠したがることを知っていくのは良いことかなと思います。
イエシル
銀行に務める友達がこないだ言っていたんですが、スルガ銀行の件があったので今後他の銀行も住宅ローンの審査が厳しくなるはずだから今買うのは正解かもねということでした。その辺は将来のマンション価格推移次第なので、わかんないですけどね。
ただ、最近はマンション価格もビッグデータなのでだいぶ解析が進んでいて、例えばジョブセンスを運営する有名ベンチャーのリブセンスが始めたイエシルはこれまでの売買・賃貸履歴から独自のリアルタイム査定を行っており、東京23 区内のマンション物件4万件超について市場価格や価格推移、推定賃料が分かります。
今後の価格推移、推定賃料は買ったあとも売ったり貸したりする可能性を考えるとチェックするべきですよね。これからはこういうデータを活用しながら正しい知識を身に着け、慎重かつ大胆に売買を検討していくことが大事かなと思います。